ホンダが新たな「最上級セダン」を発売! 全長5m級“流麗”ボディ採用! 「新型アコード」の「フラッグシップらしさ」とは?
くるまのニュース / 2024年3月26日 19時10分
ホンダは2024年3月8日に新型「アコード」を発売しました。国内市場をけん引するフラッグシップモデルと言いますが、どのような点でフラッグシップのキャラクターを確立しているのでしょうか。
■新型「アコード」 フラッグシップたる部分とは
ホンダは2024年3月8日、新型「アコード」を発売しました。
新型アコードは、ホンダの国内市場を牽引する新たなフラッグシップモデルとして位置づけられるセダンだと言いますが、どのような点でフラッグシップらしさを確立しているのでしょうか。
アコードは初代モデルが1976年に登場しました。「人と時代に調和(accord)したクルマ」という思想のもと、50年近くにわたって展開され、若々しくスタイリッシュなデザインや高い走行性能などが支持されています。
デビュー当初は3ドアハッチバックのみでしたが、のちに登場した4ドアセダンが基本スタイルとなり、その後ステーションワゴンやクーペも登場。ホンダの主力モデルとして位置していました。
日本では先代(10代目)が2023年1月に販売を終了。アコードの歴史が幕を閉じるとともに、国内のラインナップ上でセダンが消滅していましたが、1年ぶりの復活となりました。
新型アコードは11代目で、すでに2022年11月に北米で発表され、北米やアジアなどの海外で販売されているモデルと同型が投入されることとなりました。国内向けは、タイで生産される輸入車となります。
新たにフラッグシップの側面を持つと言いますが、どのような点がフラッグシップらしさなのでしょうか。
新型アコードの開発責任者である横山 尚希氏は以下のように話します。
「新型アコードは、ホンダが今持っている最新の技術を投入しました。装備もかなり充実したものとなっています。
(すでに販売終了した上位車種の)『レジェンド』にも最新技術を投入し、さらにワンランク上に位置するモデルでしたが、新型アコードではこうした技術を搭載したことによって、日本国内でフラッグシップの位置づけを担うこととなりました」
新型アコードは、上質さや高い走行性能はそのままに、最新の運転支援システム「ホンダ センシング 360」を国内初採用したほか、先進感を高めた機能装備などが採用されました。
ホンダ センシング360は、フロントセンサーカメラに加え、フロントと各コーナーに5台のミリ波レーダーを搭載し、360度の周辺監視が可能になりました。
さらに、前方交差車両警報、車線変更時衝突抑制機能、車線変更支援機能が加わり、より安心・安全な運転環境を提供されると言います。
2025年にはハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能、レコメンド型車線変更支援機能、カーブ路外逸脱早期警報、降車時車両接近警報、ドライバー異常時対応システムが加わった「ホンダ センシング 360+(プラス)」搭載モデルが設定される予定です。
また、国内向けホンダ車として初めてGoogleを搭載。Google マップや、アプリをダウンロードできるGoogle Playだけでなく、音声操作でナビやエアコン操作などを行えるGoogleアシスタント機能を使うことができます。
エクステリアは、先代に対しホイールベースと全高はそのままに全長を延長し、ロー&ワイドでクーペのように流麗なフォルムを実現しました。
フロントにはフルLEDの薄型ヘッドライトを、リアには横一文字のテールライトを装備し、ワイド感を高めるとともに、サイドシルにブラックガーニッシュを施すことで上下幅を短く見せ、ボディの長さを強調しています。
ボディサイズは全長4975mm×全幅1860mm×全高1450mm、ホイールベースは2830mmです。
インテリアは水平基調のデザインを採用したほか、インパネなど手の触れやすい部分にソフトパットを採用。ステッチ縫製にもこだわるなど上質なイメージをもたせました。
さらに、HMI(ヒューマン マシン インターフェース)として、1つのダイヤルでエアコンやオーディオ、インテリア照明などをまとめてコントロールできる「エクスペリエンスセレクションダイヤル」を国内のホンダ車として初めて採用しました。
インパネは12.3インチディスプレイと10.2インチのデジタルメーター、11.5インチ相当のヘッドアップディスプレイを採用し、先進感と視認性を向上させています。
パワートレインは、新世代の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を採用。新開発の高出力2モーター内蔵式のCVTを搭載し、トルクの向上とともに静粛性を高めています。
合わせて新開発の「モーションマネジメントシステム」では、コーナリング時の車両挙動支援システム「アジャイルハンドリングアシスト」に「前荷重制御」を追加。回生ブレーキの強さを変更できる減速セレクターも6段に多段化するなど、走行性能の刷新も図りました。
新型アコードの価格(消費税込)は544万9400円です。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
全長5.2m超! V6エンジン搭載したホンダ「オデッセイ」がスゴい! 精悍&高級デザイン新採用した米国仕様の「巨大ミニバン」どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年10月1日 19時10分
-
“匠の手組みV12”搭載の新型「スポーツクーペ」に大反響! 斬新「テールライト」&“鹿ツノ”風ボンネット! 歴代最強の「ヴァンキッシュ」がスゴイ!
くるまのニュース / 2024年9月23日 22時10分
-
“全長5m級”のホンダ新型「アコード」発表! パワフルな「VTECターボ」搭載した“スポーツ仕様”が米登場! 美しすぎる新グレード「SE」は何がスゴい?
くるまのニュース / 2024年9月18日 16時10分
-
200万円級! ホンダ新型「カクカクSUV」がスゴい! 全長4.3mなのに「後席めちゃ広い」! 「最安級価格」&車中泊もできる「WR-V」どんな特徴がある?
くるまのニュース / 2024年9月10日 13時10分
-
“830馬力”超え! 新型「2人乗りスポーツカー」初公開! 「匠の手組みV12」搭載&斬新“テールライト”! 史上最強の最上級クーペ「ヴァンキッシュ」発表!
くるまのニュース / 2024年9月6日 9時30分
ランキング
-
1外国人旅行者が“子供の頃から憧れていた”日本で「感動したこと/残念に感じたこと」
日刊SPA! / 2024年10月2日 8時53分
-
2「公園でのボール遊び禁止は誰のため?」窮屈な“公園のルール”変えた杉並区。きっかけは“小学生のひと言”だった
女子SPA! / 2024年10月2日 8時44分
-
3ゆる可愛い!大谷翔平夫人の真美子さん、デニム姿の全身アイテムをスタイリストが解説
女子SPA! / 2024年10月2日 8時46分
-
4メルカリで「返品したいので住所を教えて」と言われました。教えないといけませんか?
オールアバウト / 2024年9月30日 21時20分
-
5<経験人数=“戦闘力”>非常階段や路地裏でも…橋本環奈が「平成ギャル」を演じる朝ドラ『おむすび』では絶対に描けない“渋谷ギャルの裏の生態”
集英社オンライン / 2024年10月2日 11時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください