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日産“新型コンパクトSUV”「キックス」世界初公開! 8年ぶり全面刷新で「ゴツゴツ」に! 走破性も高めた「3代目」米で発表

くるまのニュース / 2024年3月25日 11時50分

2024年3月22日、日産は、新型「KICKS(以下新型キックス)」を世界初公開。同年夏より北米市場に投入すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

■新型「キックス」世界初公開

 2024年3月22日、日産は、新型「KICKS(以下新型キックス)」を世界初公開。同年夏より北米市場に投入すると発表しました。

 キックスといえば、三菱「パジェロミニ」のOEM車(KIX)として2008年に登場。その後2016年には、2代目となるキックス(KICKS)が登場しますが、こちらはコンパクトSUVでした。

 そんなキックスの3代目となる、新型モデルが2024年3月22日に世界初公開されました。

 新型キックスは、ストリートで映える高級スニーカーのような洗練されたデザイン、優れた機能性、そして高い安心感をもたらす4WDシステムを備え、コンパクトクロスオーバーのレベルをさらに高めたモデルだといいます。

 室内空間は乗員の快適性とラゲッジスペースの確保を両立しながらも、ボディサイズは、全長4366mm×全幅1800mm×全高1625-1630mmとコンパクトなボディサイズを維持。ラゲッジスペースの荷室容量はクラストップで、ワンクラス上のクロスオーバーにも匹敵します。ラゲッジルームの開口部も40.3インチとクラストップで、ベビーカーやゴルフバッグなど長さのある荷物を容易に収納可能です。

 エクステリアは、大胆かつ力強い印象に仕上げられています。すっきりとしたボディ上部と、ワイドに張り出されたスクエアな形状のフェンダーの対比が新型キックスのデザインを特徴づけます。

 リアはフルLEDのテールライトをフェンダーに沿って配置、テールゲートが分割しているかのような特徴的なデザインとなっています。また、ボディサイドのアクセントにも視覚的に目を引く、高級スニーカーのソールからインスパイアされた立体的な形状が施されています。

 インテリアは、タフで力強いエクステリアのイメージとは異なり、モダンで洗練されたデザイン。ダッシュボードにはメーターとナビにデュアルスクリーンを設定します。

 また、キックスとしては初めて、全席にゼログラビティシートを採用、より快適な姿勢を保ち、ドライブにおける乗員の疲労を軽減するとしています。

 オプションとして設定される電動パノラミック・サンルーフは、風切り音を低減する新世代の薄型デザインが採用され、明るさと開放感をもたらします。

 エンジンは、最高出力141馬力・最大トルク190Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジン。これに組み合わせるのは、最新のエクストロニック・トランスミッションで、同パワートレインはレスポンスに優れたトランスミッションと力強い低中速トルクを発生するエンジンにより、高速道路での追い越しなどの場面で余裕のある加速をもたらします。

 北米向けのキックスとして初となる4WDを全てのグレードに設定、天候や路面状況を問わない高い安心感を実現します。

 また、ドライビングモードに滑りやすい路面に特化した「SNOW」を設定、4WDとビークルダイナミックコントロールシステムを緻密に制御し、雪道で安心感のある走りを実現します。

 また、最低地上高はセグメントトップとなる213mm。4WD性能も相まって、悪路や雪道での高い走破性を実現しています。

 先進安全装備には、全方位運転支援システム(セーフティシールド360)を全モデルに標準装備。歩行者検知機能付きエマージェンシーブレーキ、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)、LDP(車線逸脱防止支援システム)、ハイビームアシストが含まれています。

 また、最上級グレードの「SR」には北米向け「KICKS」としては初となる運転支援機能「プロパイロット」(北米名:ProPILOT Assist)を採用しました。

 北米における実際の発売は本年夏以降を予定。価格は発売日近くに発表されるといいます。

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