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約150万円! トヨタが新型「プロボックス」発表!「商用ライトバン」の“王者”が22年目の進化! ますます「実用性」追求した姿とは

くるまのニュース / 2024年4月5日 17時40分

トヨタは商用車「プロボックス」を一部改良し、2024年4月5日に発売しました。同車について詳しく解説します。

■商用車の皇帝!「新型プロボックス」登場

 トヨタは2024年4月5日、商用車の「プロボックス」を一部改良し、同日より販売を開始したと発表しました。
 
 一体どのような部分が進化しているのでしょうか。

 プロボックスは、ステーションワゴンタイプのボディ形状を持つ、トヨタの商用ライトバンです。

 2002年に初代モデルが発売され、その後2014年に大規模なマイナーチェンジを実施。2018年にはハイブリッド仕様が追加されるなど改良を続けながら、2024年時点で22年間にわたって販売され続けています。

 ボディサイズは、全長4245mm×全幅1690mm×全高1525mm(2WD車)。

 パワートレインは、最高出力109馬力・最大トルク136Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンと、最高出力95馬力・最大トルク121Nmの1.3リッター直列4気筒エンジン、そして最高出力74馬力・最大トルク111Nmの1.5リッター直列4気筒エンジンと最高出力61馬力・最大トルク169Nmのモーターを組み合わせたハイブリッド仕様の3種類から選択することができます。

 この商用車としては珍しいハイブリッド仕様は、WLTCモード燃費22.6km/Lという低燃費を実現しました。

 そしてプロボックス最大の特徴は、経済性の高さや荷室の使い勝手の良さなど、商用車に求められる要件を追求した点にあります。

 例えば積載性においては、A4コピー用紙箱なら89個も積載可能。荷室の形状も配慮され、1800mm×900mmのコンパネも平積みすることができます。

 また利便性の追求は荷室にとどまらず、運転席周辺の装備も工夫され、スマートフォンが固定できるマルチホルダーや、1リットルの紙パックも入るドリンクホルダー機能付きセンタートレイ、さらにA4サイズのノートパソコンや弁当箱などを置くことが可能なインパネテーブルなども備えています。

 そのほか、長時間の運転でもドライバーの身体への負担を軽減するため、フロントシートの形状が配慮されている点も注目でしょう。

 これらの優れたパワーや、商用向けならではの高い積載量、乗用ステーションワゴンのような扱いやすさをあわせ持つことから、最近はアウトドア用やカスタムカーのベースモデルとして重宝されるなど、ビジネス以外の用途でプロボックスが活用されるシーンも増えています。

 今回、一部改良が発表された新型プロボックスでは、バックモニター機能を内蔵した自動防眩ルームミラー(インナーミラー)を標準装備し、車両後方の視認性が向上しました。

 これはルームミラーの左側にモニターを内蔵した構造となっており、後退時には、車両後部のカメラで撮影した映像がルームミラーに表示されます。

 プロボックスは商用バンゆえ、これまでは大きな荷物を積載した際にルームミラーで後方が確認できないという状況も考えられましたが、この改良によってそのような場面は無くなり、より安心・安全に運転できるモデルへと進化しました。

※ ※ ※

 一部改良を受けた新型プロボックスの車両価格(消費税込)は、ガソリン仕様が152万9000円から193万9000円、ハイブリッド仕様が182万8000円から205万2000円です。

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