トヨタ新型「“最小級”ミニバン」発表! “大胆”顔&5速MT設定もアリ! アンダー250万円の「ルミオン」印に登場
くるまのニュース / 2024年5月8日 6時10分
トヨタのインド法人は2024年4月29日、3列シートMPV(マルチパーパスビークル)「ルミオン」の新グレードを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■トヨタ新型「ルミオン」発表!
トヨタのインド法人は2024年4月29日、3列シートMPV(マルチパーパスビークル)「ルミオン」の新グレードを追加したと発表しました。
日本でトヨタのルミオンといえば、2007年から2015年に販売されていた「カローラ ルミオン」を思い出す人がいるかもしれません。
それとインドのルミオンは直接的に関係がなく、実体としてはスズキが海外で展開する「エルティガ」をベースとしたOEM(相手先ブランド生産)モデルです。
スズキのエルティガは2012年からインドで生産、販売されており、2018年にフルモデルチェンジ。
そのバッジやグリル、バンパーを変更したものがルミオンで、2023年からインドで「トヨタの最もコンパクトなMPV」として販売が始まりました。
ボディサイズは全長4420mmX全幅1735mmX全高1690mm、ホイールベース2740mm。パワートレインは1.5リッターエンジンのマイルドハイブリッドで、トランスミッションは5速MTまたは6速AT。
最高出力/最大トルクはガソリン仕様が103PS/136.8Nm、圧縮天然ガス(CNG)仕様が88PS/121Nmとなっています。
装備の違いによるグレードは廉価順に「S」「G」「V」の3種類。Sでも装備内容は十分で、エアコンの吹き出し口が前席用カップホルダーに設けられているのがユニークなところ。AT車はパドルシフトもついています。
これまでAT車の設定はSとVだけでしたが、今回発表された新グレードというのはGのAT車にあたります。価格はMT車より14万ルピー(約25万円)高い130万ルピー(約245万円)となります。
インドでトヨタのシェアは5%程度にとどまるものの、トップシェアのスズキとの協業もあって2023年の販売は約23万台と過去最高を記録しました。同社は「ルミオンが販売台数を押し上げた」と説明しています。
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