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1泊3000円!? “高速降りず”に泊まれる「SAホテル」って何! “飲み放付き”もある「スゴイ施設」とは

くるまのニュース / 2024年8月12日 12時10分

高速道路にある「ハイウェイホテル」とはどんな宿泊施設なのでしょうか。今回は1泊3000円から利用可能な「ファーストラウンジ 豊田上郷」について、担当者に話を聞きました。

■1泊3000円から!? 「ハイウェイホテル」ってどんな施設?

 高速道路には「ハイウェイホテル」と呼ばれる宿泊施設がありますが、どういったところなのでしょうか。

 今回は1泊3000円から利用可能な「ファーストラウンジ 豊田上郷」について、担当者に話を聞きました。

 ハイウェイホテルは、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に併設された宿泊施設です。

 全国様々な場所に存在しており、東北自動車道の「E-NEXCO LODGE佐野SA店」(栃木県佐野市)や「E-NEXCO LODGE長者原SA店」(宮城県大崎市)、名神高速道路の「レストイン多賀」(滋賀県多賀町)などが挙げられます。

 なかでもファーストラウンジ豊田上郷(とよたかみごう)は、愛知県豊田市のサービスエリア豊田上郷の下り線内にあるホテルです。

 仮眠や宿泊に特化したシンプルさが特徴で、例えばシングルルームの客室にはカプセル状の簡易ベッド、備え付けのデスクや椅子、テレビが設置されています。

 ベッドスペースには調光式の照明や遮光カーテン、コンセント、アラーム付き時計、ベッド内の空調調整もスイッチも備わっており、シンプルなつくりでありながらビジネスホテルライクな空間となっています。

 施設の特徴やポイントについて、ファーストラウンジ豊田上郷の担当者は以下のように話します。

「当施設は、高速道路のサービスエリア上にクルマを停めていただいて、そのまま宿泊ができるのが特徴です。

 ポイントとしてはソフトドリンク、コーヒーの飲み放題や、マッサージ機の利用が無料な点、また24時間営業のためお客さまのタイミングでお越しいただくことが可能です」

 ラウンジには飲み放題のコーヒーやソフトドリンク、無料で利用可能なマッサージ機や肩たたき機も備わります。

 さらに約1000冊の漫画も揃っているなど、サービス面が充実しています。

 このほかタオルセット付きでシャワー利用が可能で、館内着、歯ブラシも用意されるほか、コインランドリーも備わっています。

 また東名高速道路下りのサービスエリア内にはコーヒーショップやコンビニ、食事処もあり、店舗によって24時間営業のところもあるため、食事面でも困ることはないといえます。

 チェックインは15時から翌朝6時まで、11時まで滞在可能。

 価格はエコノミークラスが1泊3000円から、シングルルームは4000円からです。

 時間休憩もでき、マッサージ機、ソフトドリンク・コーヒーの飲み放題つきでシングルルームが3時間2000円からとなっています。

※ ※ ※

 ファーストラウンジ 豊田上郷ではどういった人が利用しているのでしょうか。これについて前出の担当者は以下のように話します。

「トラックドライバーの方や、一般の観光での利用、中間地点としての利用される方もいらっしゃいますね。

 稼働は曜日にもよりますが、とくに金土曜日が多いです」

 また反響について担当者は以下のように話します。

「便利というお声は多数いただいていますね。

 また全国的に数が少なく珍しいので、『増えてほしい』といったお声もいただいています」

 ハイウェイホテルは全国的に多くはないですが、高速道路を降りることなく宿泊できるほか、ETCを利用して高速料金を支払う場合は深夜割引が適用されるため、長距離移動にはコスパの良い宿泊方法といえます。

 高速道路で出かける道中にハイウェイホテルがある場合は、候補のひとつとして検討してみても良いかもしれません。

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