“スイスポ顔”のスズキ「スーパースポーツ」がスゴい! 2人乗りオープン&432馬力「隼エンジン」搭載!? 「ビジョンGT」正体は?
くるまのニュース / 2024年8月15日 11時50分
「プレイステーション」のドライビングシミュレータ「グランツーリスモ」では、新旧の市販車やレーシングカーのみならず、架空のコンセプトカーも収録されています。そのなかで、スズキが制作した「ビジョン グランツーリスモ」とは一体どのようなモデルなのでしょうか。
■スズキのスーパーカーがめちゃカッコいい!
実写と見まがう美麗なグラフィックやリアルな挙動、そして実在のサーキットを多く収録し、「eスポーツ」の舞台ともなっているのが、「プレイステーション」のリアルドライビングシミュレータ「グランツーリスモシリーズ」です。
同シリーズには現在販売中の現行車や往年の名車、そして歴代のレーシングカーやエポックメーキングな車両など、幅広い実在車種がラインナップされています。
そのなかで、グランツーリスモシリーズのために各メーカーが作り上げた架空のコンセプトカーが「ビジョングランツーリスモ」と呼ばれるモデルたちです。
「グランツーリスモ6」から登場することとなったビジョングランツーリスモは、これまでもさまざまなメーカーが自社の特色を生かしたコンセプトカーを発表し、実際にゲーム内で走らせることが可能となってきました。
日本の自動車メーカーであるスズキもビジョングランツーリスモを制作しているのですが、果たしてどのようなモデルなのでしょうか。
2022年5月26日に実施された「グランツーリスモ7」のアップデートで、スズキ ビジョングランツーリスモが追加されました。
同車は、スズキが2001年に実際に発表したコンセプトカー「GSX-R/4」の思想を元に、最新の電動化技術や軽量化技術を用いて蘇らせたモデルです。
スズキは2輪と4輪の両方を販売しているメーカーということもあってか、ビジョングランツーリスモではバイクのように全身に風を受けて走りを楽しむことができるオープン2シーターボディを採用。
そしてフロントミッドにマウントされるエンジンには、スズキの2輪車としてカリスマ的な人気を持つ「ハヤブサ(隼)」用の1340ccのエンジンを搭載し、さらにフロントに2基、リアに1基のモーターを追加したAWD駆動として、システム出力が318kW(432馬力)/610Nmというハイスペックを実現しました。
加えて、軽量化技術を詰め込んだ970kgという車両重量も相まって、圧倒的なパフォーマンスを見せるスーパースポーツマシンに仕上がっている設定となっています。
エクステリアのデザインは、FFスポーツの“入門車”として高い人気を誇る「スイフトスポーツ」の意匠や、「平成ABCトリオの」一角「カプチーノ」のロングノーズシルエットを融合。
インテリアのデザインはモーターサイクルのフレームのようなイメージのデザインとすることで、現代におけるピュアスポーツとしての走りの楽しさを表現しました。
さらにこのスズキ ビジョングランツーリスモには、Gr.3仕様のレーシングバージョンも存在。
パワートレインにはハヤブサのエンジンブロックを2基分用いた2680ccのV型8気筒エンジンを搭載しており、電動モーターの代わりにツインターボで武装して586馬力という高出力を1万回転で絞り出すモンスターエンジンへと進化させています。
また駆動方式もモーターを排したことでピュアなFRレイアウトとなっており、レーシングカーらしい大型空力パーツの装着も相まって、よりマッシブなライトウェイトリアルスポーツに仕上がっているのです。
※ ※ ※
このスズキ ビジョングランツーリスモはあくまでグランツーリスモ上のコンセプトカーではありますが、すでに一般のユーザーやチューニングショップが軽自動車などにハヤブサのエンジンを搭載した車両を作成していることから、そこまで荒唐無稽なものとも言い切れません。
さすがにモーターとの組み合わせや、V8エンジン化はハードルが高いかもしれませんが、メーカーが考えたコンセプトカーということで、実車の登場を期待したいものです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
全長3.8m! スズキの超ゴツい「小型トラック」がカッコイイ! 名車「ジムニー」級の“悪路走破性”実現した「本格ピックアップ」! 今なお注目集める“斬新モデル”「X-HEAD」とは!
くるまのニュース / 2025年1月12日 14時10分
-
“6速MT”の斬新「“小型”FRオープンカー」に反響集まる! 「“トヨタの幻のスポーツカー”が市販車で甦った」の声も! 専用エアロフル装備&オープン化された「S-FR コンバーチブル」埼自大モデルがスゴイ!
くるまのニュース / 2025年1月12日 7時10分
-
スバル爆速「“和製”スーパーカー」がスゴイ! 1000馬力超え「ヤマハ製ユニット」&“画期的4WD”採用! うすうすボディの斬新マシン「STI E-RA」とは?
くるまのニュース / 2025年1月2日 10時10分
-
新車150万円! マツダに「軽スーパーカー!?」あった! 5速MTのみで「高性能ターボ」をミッドシップ搭載! 「ガルウイングドア」で超カッコよかった“スペシャル軽”「AZ-1」とは
くるまのニュース / 2024年12月28日 15時10分
-
1000馬力超えの「新型スーパーカー」登場へ! 爆速の「V8ツインターボ」をミッドに搭載! アストンマーティン史上最強モデル 新型「ヴァルハラ」は日本国内でも目撃可能!?
くるまのニュース / 2024年12月25日 20時25分
ランキング
-
1芸能人なぜ呼び捨て?「日本語呼び方ルール」の謎 日鉄会長の「バイデン呼び」は実際に失礼なのか
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 9時20分
-
2急増する大手黒字企業リストラのシビアな背景…2024年「早期・希望退職」1万人超え、前年比3倍に
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分
-
3高齢者は「体重」が重要…標準を下回ると死亡リスクが急上昇
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分
-
4「室内寒暖差がつらい…」その要因と対策が明らかに! - 三菱電機が紹介
マイナビニュース / 2025年1月14日 16時10分
-
5感染症の家庭内感染を防ぐために…温度と湿度、入浴、食事はどうしたらいいのか?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください