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日産の新型「“3列7人乗り”ミニバン」がスゴイ! 全長“5m”級&大開口スライドドア! “めちゃ広ッ”トランクも魅力の「エヴァリア」とは?

くるまのニュース / 2024年8月27日 12時10分

日産が欧州で展開しているミニバン「タウンスター エヴァリア」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

■利便性バッチリなミニバン「エヴァリア」とは?

 昨今のミニバン人気が高まっているなか、日産は日本で「セレナ」や「エルグランド」など複数車種をラインナップしていますが、海外では日本未導入の車種も展開しています。
 
 なかでも2024年5月2日に日産の欧州法人が発表した「タウンスター エヴァリア」は、その魅力的なパッケージに、日本での販売を熱望する声も寄せられています。
 
 一体どのようなクルマなのでしょうか。

「タウンスター」は日産が欧州で展開している小型商用車で、ルノーの「カングー」と兄弟関係にあるモデルです。

 同車は地域ごとに異なる仕様が提供されており、商用バンの「タウンスター バン」、乗用車仕様の「コンビ/ステーションワゴン」、キャンピングカー仕様の「ヴェンタス」などがラインナップされています。

 タウンスターには標準ボディとロングホイールベース(L2)の2種類が用意されており、さまざまな積載ニーズに応えています。

 ボディサイズは、全長4487mm-4911mm×全幅1860mm×全高1869mm、ホイールベースは2716mm-3100mmです。

 L2仕様では、標準ボディに比べて全長が424mm、ホイールベースが384mm長くなっています。

 そのなかで、エヴァリアは仕事とレジャーの両方に適したモデルとして登場しました。

 ボディタイプはL2仕様がベースで、5人乗りと7人乗りが選べます。

 特に7人乗り仕様では、2列目シートが6:4分割で倒せる3列シート配置(2-3-2)となっており、3列目シートも前後にスライドや取り外しが可能です。

 ラゲッジスペースは通常時で500リットルあり、助手席および後部座席を全て倒すと、奥行きは3.5m、最大で3750リットルの積載容量を確保できます。

 また、広い開口部のスライドドアがあり、2列目シートと3列目シートへのアクセスが非常に容易です。

 パワートレインは、1.3リッターエンジンを搭載し、最高出力130ps・最大トルク240Nmを発揮するガソリンモデルと、90kWモーターを搭載した最高出力122ps・最大トルク245NmのEVモデルが設定されています。

 EVモデルは45kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は265kmです。

 なお、エヴァリアの日本導入の予定は未定ですが、同じく3列シート7人乗りの兄弟車であるルノー「グランカングー」は2023年12月に日本で実車が公開され、2024年中の発売が見込まれています。

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