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三菱が新型「コンパクト“SUV”ミニバン」公開! 全長4.5m級ボディ&新ハイブリッド搭載! タフ顔も超カッコイイ「Xパンダー HEV」バンコクに登場

くるまのニュース / 2024年8月31日 8時10分

2024年8月23日、三菱のタイ法人はイベント「BIG MOTOR SALE 2024」に出展し、2024年2月に発表された新型「エクスパンダー HEV(ハイブリッドEV)」を公開します。どのようなクルマなのでしょうか。

■新型ハイブリッドはPHEVの技術を生かし「独自開発」!

 三菱自動車工業(以下、三菱)のタイ法人は2024年8月23日、バンコク国際貿易展示センター(BITEC)で同日から9月1日まで開催のイベント「BIG MOTOR SALE 2024」に出展します。
 
 会場では、2024年2月に発表された新型「エクスパンダー HEV(ハイブリッドEV)」が実車展示されました。

 エクスパンダーは、2017年にインドネシアで発表された3列シートのコンパクトミニバンです。

 ミニバンならではの居住性や多用途性に加え、三菱が得意とするSUVのテイストを加えた力強いスタイリングと走りの良さを特徴としています。

 インドネシアでの発売後、アセアン、中南米、中東などに展開を拡大。2019年には、エクスパンダーの最上位モデルとして、SUV色をさらに強めたクロスオーバーモデル「エクスパンダー クロス」も追加されています。

 エクスパンダーシリーズのグローバルにおける販売台数は、2022年度には累計13万台以上を記録。

 ピックアップトラック「トライトン」や上級SUV「アウトランダー」に続く3位に位置するなど、三菱の重要な世界戦略車に成長しています。

 そして2024年2月、新たに“HEV(ハイブリッドEV)”モデルがエクスパンダーシリーズへ追加されました。

 新型エクスパンダー HEVに搭載される新開発のハイブリッドシステムは、アウトランダーなどに搭載されるPHEV(プラグインハイブリッド)システムから派生した技術を採用します。

 EVモード、ハイブリッドモード、回生モードで構成され、走行状況や駆動用バッテリー残量に応じてシステムが自動で最適な走行モードを選択して低燃費化。あわせて、力強く気持ちの良いモータードライブを実現しています。

 ハイブリッドシステムと組み合わされる1.6リッターDOHC 16バルブ MIVEC アトキンソンサイクルエンジンは、三菱初の電動ウォーターポンプを採用するなど、エンジン単体での燃費向上も図られた新開発機種です。

 ドライブモードは、EV走行のための2つのモードと、路面状況に応じて最適な走行制御を行う5つの走行モードを切り替えできます。

 新型エクスパンダー HEVのボディサイズは、全長4595mm×全幅1750mm×全高1750mm、ホイールベース2775mm。

 外観では、HEVモデル専用のエンブレムを備え、フロント下部、サイドガーニッシュ、リヤバンパー、ホイールにブルーのアクセントカラーを追加します。

 またボディカラーに専用色の「ホワイトダイヤモンド」を新設定するほか、「ブレードシルバーメタリック」「グラファイトグレーメタリック」「ジェットブラックマイカ」をラインナップします。

 内装は、8インチカラー液晶メーターを採用し、パワーメーターやエネルギーフロー、EV走行比率、バッテリー残量など、HEVならではの情報を表示します。

 また画面も先進的なエンハンスモードと、アナログメーターを模したクラシックモードが選択可能です。

 新型エクスパンダー HEVのタイにおける販売価格は、93万3000タイバーツ(約396万円)から。タイの三菱法人レムチャバン工場で生産されます。

 なお今回、新型エクスパンダー HEVをBIG MOTOR SALE 2024会場で購入した場合、0%金利で提供されるなどの特別オファーが用意されているといいます。

 会場にはこのほかにも新型「エクスパンダー クロス HEV」をはじめ、限定車「トライトン ブラックエディション」などの最新モデルが出展されています。

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