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約130万円! ダイハツ「コンパクト“ミニバン”」公開に反響多数! MT設定に「欲しい」の声! 全長4.1m級ボディに7人乗車可能な「シグラ」 インドネシアに登場で話題に

くるまのニュース / 2024年10月3日 17時10分

ダイハツのインドネシア法人は、「インドネシア国際オートショー スラバヤ2024」にて、「シグラ」の実車を展示しました。このクルマについて、日本国内でも反響が出ています。

■ダイハツ「シグラ」に「欲しい」の声

 ダイハツのインドネシア法人は、2024年8月28日から9月1日まで開催された「インドネシア国際オートショー スラバヤ2024」にて、「シグラ」の実車を展示しました。

 このクルマについて、現在日本国内で反響が出ています。

 シグラは、トヨタと共同開発し、ダイハツが販売するコンパクトMPV(マルチパーパスビークル=多目的車、日本における「ミニバン」とほぼ同義語)です。

 日本国内では販売されておらず、2016年からインドネシア市場で販売されています。

 2・3・2の3列シート7人乗りとなっており、インドネシアでは販売開始から約8年で、ファミリー層を中心に37万台を売り上げるほどの大人気車となり、現地のダイハツの売り上げの約3割を占めています。

 ボディサイズは、全長4110mm×全幅1655mm×全高1600mm、ホイールベースは2525mm。

 エクステリアは、フロントグリルやバンパーが横に広がったデザインで、車体の幅の広さを強調しているのが特徴です。

 前輪の中心から車体の先端までの長さをやや長めに取り、そのぶん立体的ですっきりとした形状にすることで、上質さも醸し出しています。

 インドネシアは悪路が多く、突然の集中豪雨による路面の冠水も頻繁に起こることから、それらに対応するために、最低地上高を180mmと、SUV並みの高さに取りました。

 インテリアはシンプルなデザインで、後部座席用のクーラーが備わるなど、高温多湿なインドネシアの気候に合わせた快適装備を充実させています。

 パワートレインは、1リッター直列3気筒エンジンと、1.2リッター直列4気筒エンジンの2種類を用意。前者は最大出力67馬力・最大トルク89Nm、後者は最大出力88馬力・最大トルク107Nmを発生します。

 トランスミッションは1リッターモデルが5速MTのみ、1.2リッターモデルが5速MTと4速ATから選択可能。

 ボディカラーは全7色から選択でき、価格は1億3820万ルピア(約129万8919円)です。

 このような特徴を持つシグラに、現在日本国内でさまざまな反響が出ています。

 まず見られるのが、「いいな、日本にも導入してほしいです。とくにMTモデル」「インドネシアのみか。日本で販売してください~。1.2MT来いや」という、日本での販売を望む声。

 多数派ではないにしろ、MT仕様が用意されていることに食いつくユーザーは一定数いるようです。

 つづいて見られるのが、「日本国外向けには面白そうなクルマを販売するのにな~」という声。

 ダイハツのラインナップに限ってか限らずか、現行の日本国内のラインナップに満足していない様子で、そんなユーザーにとってインドネシアのシグラは魅力的に映るようでした。

 さらに、「130万円だったらアリだな…」という声も。

 日本の自動車メーカーが作る海外仕様モデルは、日本国内での価格に比べて高いことが多いのですが、シグラは日本円にして約129万8919円という安さを実現しており、コストパフォーマンスが高そうだと予想していることがうかがえました。

※ ※ ※

 トヨタとダイハツの共同開発で誕生した、シグラ。

 インドネシアで大人気であるのと同じように、日本人の目から見ても魅力的に感じる声が多いのが印象的でした。

 悪路や冠水の多いインドネシアの道路と違い、日本国内の舗装された道路でSUV並みの最低地上高を備えたミニバンにどこまで需要があるかは未知数ですが、せめて実車に触れる機会ぐらいは設けてもいいのではないかと思えるほど、好意的な声が上がっています。

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