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「ホテル代が“0円”でサイコー!」 まさかの“大人4人”が寝られる「軽」あった! 冬でもカンタンに車中泊できる身近な「キャンピングカー」とは?

くるまのニュース / 2024年12月30日 6時40分

近年のキャンピングカーは軽自動車タイプから大型車両まで、様々な大きさや形のクルマが存在します。そのなかで最も手軽に車中泊を楽しめる「軽キャンパー」とは一体どのようなクルマでしょうか。

■手軽に車中泊が楽しめる小さなキャンピングカーとは?

「キャンピングカー」と聞くと大きな車体に家のような設備を持つイメージがありますが、実際には価格やサイズも多様で、軽自動車から大型車両までさまざまな選択肢があります。
 
 冬のレジャーやアウトドアが徐々に解禁されるなか、注目を集めているのが「軽キャンパー」と呼ばれる手頃なサイズと価格のキャンピングカーです。
 
 一体どのような特徴や魅力があるのでしょうか。

 まずキャンピングカーは大きく3つのタイプに分類されます。

 1つ目は軽キャンパーで、これは軽自動車を改造したものです。

 主に軽トラックや軽バンをベースに設計され、コンパクトながらも車中泊や簡易的な旅に最適な作りになっています。

 具体的にはホンダ「N-VAN」やスズキ「エブリイ」などがベース車両として人気で、大人2人の利用に適しています。

 価格が手頃で気軽に楽しめることが、このタイプの最大の魅力です。

 2つ目は「バンコンバージョン(バンコン)」です。

 こちらはワンボックスやミニバンをベースにしたもので、トヨタ「ハイエース」や日産「キャラバン」などがよく使われます。

 大人4人が快適に過ごせる広さが特徴で、内装の自由度も高く、家族旅行や長距離ドライブに向いています。

 3つ目が「キャブコンバージョン(キャブコン)」です。トラックのキャブ部分に広い居住空間を備えたシェルを載せたタイプで、居住性が高く、大人数での旅行や長期間の滞在に適しています。

 この3種類のなかでも、最も手軽に車中泊を楽しめる軽キャンパーでは、近年ユニークな車両が次々と登場しています。

 例えば、スズキのエブリイをベースにした「EVERY little D. HAZEL edition」は、ダムドが手掛けたスタイリッシュなキャンピングカー仕様です。

 このモデルは、タレント田村淳さんのプロジェクトから生まれ、2023年1月の東京オートサロン2023に展示され、大きな話題を呼びました。

 ポップアップルーフやベッドキットを備えたこの車両は、カスタムキットとして市販されており、エクステリアを刷新したコンプリートキットでも価格(消費税込、塗装代及び取付工賃別、以下同)は38万2800円からと手の届きやすい設定です。

 また、ホワイトハウスのキャンピングカー事業部が展開する「N-VAN COMPO」も人気の軽キャンパーです。

 同車はホンダ「N-VAN」をベースに、車内空間を最大限活用したモデルで、シンプルな仕様から家具や家電を搭載した豪華仕様まで選べます。

 ポップアップルーフを利用すれば大人2人が寝られるスペースを確保でき、最大4人が宿泊可能です。

 なお価格は246万7300円からと、軽キャンパーとしては手頃な価格帯なのも大きな魅力となっています。

 さらに、「N-BOX NEO」はホンダ「N-BOX」をベースにしたモデルで、普段使いと車中泊の両方に対応可能とした利便性を兼ね備えています。

 こちらの価格は234万7400円からで、日常の移動とアウトドアの両立を目指す人に最適な選択肢です。

 このように多種多様なモデルが登場している軽キャンパーですが、最大の魅力は「自由な旅」を実現できることです。

 時間や場所に縛られることなく、自分のペースでアウトドアや旅行を楽しめます。

 また、車中泊が可能な施設やレンタルキャンピングカーの普及により、車中泊の選択肢が広がっているのも人気の理由です。

 これからも軽キャンパーを含むキャンピングカーの需要は拡大が見込まれ、ますます多くの人々がその魅力を体験する機会が増えるでしょう。

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