スバル爆速「“和製”スーパーカー」がスゴイ! 1000馬力超え「ヤマハ製ユニット」&“画期的4WD”採用! うすうすボディの斬新マシン「STI E-RA」とは?
くるまのニュース / 2025年1月2日 10時10分
これまでラリーや24時間耐久レースなどのモータースポーツを通じて、その魅力を高めてきたスバルですが、2022年にスーパーカーとも言えるルックスを持ったモデルを公開し、大きな注目を集めていました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
■モータースポーツの最先端に挑む「スーパーマシン」とは?
スバルはモータースポーツを通じて技術力を培い、そのブランドの魅力を高めてきました。
特にラリー競技では、「スバル・ワールドラリーチーム(SWRT)」として1990年代から2000年代にかけて活躍し、「インプレッサWRX」を駆りWRC(世界ラリー選手権)で3度のマニュファクチャラーズタイトルを獲得しました。
近年では、ニュルブルクリンク24時間耐久レースにも参戦し、スバルのモータースポーツ部門「STI(スバルテクニカインターナショナル)」が手掛けた専用車両でクラス優勝を複数回達成するなどの功績を収めています。
そんななか、2022年1月の「東京オートサロン2022」にスバルは、スーパーカーとも言えるルックスを持ったモデルを展示し、来場者から大きな注目を集めていました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
まさかの1000馬力超え! スバル「STI E-RA」とはどんなクルマ!?
そのクルマとは「STI E-RA CONCEPT(以下E-RA)」です。
同車は、モータースポーツにおける電動化の可能性を示すべくSTIが手がけたコンセプトカーです。
特徴的な車名は“Electric Record Attempt”の頭文字からなり、STIのDNAである「記録への挑戦」の意味を込めて命名されたといいます。
E-RA最大の特徴は、スバルの強みである全輪制御技術の知見を活かした、革新的な4モーターAWDシステムです。
各車輪に独立したモーターを搭載し、蓄電量60kWhのリチウムイオンバッテリーで駆動します。
そのシステム合計出力は800kW(1088ps)を誇ります。
これにより、優れたトルクベクタリング性能が実現され、従来のスバル車では到達できなかった高度な走行性能を追求。
また、モーター駆動ユニットはヤマハ発動機が開発したもので、コンパクトな設計が可能となり、車両全体の設計自由度を大きく高めています。
エクステリアは、1990年代のグループCカーを彷彿とさせる未来的なレーシングカーのスタイリングが特徴です。
さらに、将来のFIA E-GTレギュレーションに対応することを目指しており、モータースポーツの次世代基準を先取りする試みがなされています。
具体的にドイツにあるニュルブルクリンクでのラップタイム「6分40秒」を目標に掲げ、タイムアタックに挑むことが宣言されています。
しかし、2024年12月時点では、E-RAに関する新たな情報は発表されていません。
開発中止のアナウンスもないことから、プロジェクトは継続していると見られます。
現段階でE-RAの進捗は不明ですが、このプロジェクトが世界を驚かせる次世代EVとして完成することを期待したいものです。
外部リンク
- 【画像】超カッコいい! これがスバル「“和製”スーパーカー」です!(32枚)
- ダイハツ「9人乗りミニバン」がスゴイ! “全長4m級”ボディ&斬新「対面シート」! ちょっと“タフ顔”な「グランマックス」とは?
- 水平対向エンジン×7速MT搭載! 新型「2ドア“クーペ”」初公開! 旧車デザインが超カッコイイ! めちゃ軽量な「GT ONE」英に登場
- ホンダの名車「Z」が復活! “丸目二灯”と「水中メガネ」採用した復刻モデル!
- 日産「フェアレディZ “5ドア”」登場に大反響! 「まさかの“SUV”」「パワフル“V6”載せたら最高」「NISMO版も見たい」の声! ニスモフェスで「フェアレディX」実車展示!
この記事に関連するニュース
-
新型車続々、2025年スポーツカー人気復活の兆し プレリュードやシビックなどの注目モデル公開
東洋経済オンライン / 2025年2月3日 13時30分
-
「1台すべてに手を入れた」スバルのスーパセダン『S210』、STI開発者が語る性能のキモとは…東京オートサロン2025
レスポンス / 2025年1月11日 8時0分
-
スバル、国際レースでの挑戦を継続…2025年モータースポーツ計画を発表
レスポンス / 2025年1月10日 19時30分
-
スバル新型「S210」世界初公開! 300馬力にパワーアップした「水平対向ターボ」搭載! 8年ぶりの高性能モデル「Sシリーズ」25年夏に日本発売へ!
くるまのニュース / 2025年1月10日 11時0分
-
トヨタが「超凄いヤリス」世界初公開! 2Lエンジン&ミッドシップ採用!? 可変ウイング仕様も登場!? ニュル参戦やGR86進化、ランクルなどドドッとオートサロンで発表
くるまのニュース / 2025年1月10日 9時50分
ランキング
-
1今年も大量廃棄「ご利益なんてない」売れ残った恵方巻きに疑問噴出、米不足も批判に拍車
週刊女性PRIME / 2025年2月5日 8時0分
-
2「五十肩」を最もスムーズに改善する方法…じっと安静はダメ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分
-
3「那智の滝」で滝つぼ凍る 和歌山の世界遺産、白く雪化粧
共同通信 / 2025年2月5日 10時26分
-
4「あれ?今日、オレだけ?」内定式で知った衝撃の事実 採用難が生む異常事態
まいどなニュース / 2025年2月5日 7時20分
-
5「23歳と29歳の時、突然クビに」2社を不当解雇で訴えた男性。総額4700万円の和解金を勝ち取れたワケ
日刊SPA! / 2025年2月5日 8時53分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください