新車232万円で6速MTのみ! トヨタ「めちゃ硬派モデル」がスゴい! 6点ベルト×「専用サス」で超カッコイイ! ムダ装備全カット・色気ゼロの「走り特化仕様ヤリス」とは
くるまのニュース / 2024年12月16日 19時10分
トヨタ「ヤリス」に、走りに特化した硬派な仕様があります。一体どのようなモデルなのでしょうか。
■オーディオ?エアバッグ? そんなもん要るか! 「走りのヤリス」存在
トヨタ「ヤリス」は新車販売台数ランキングでも上位に位置する主力モデルでありながらも、6速MTモデルが設定されるなど、走りを楽しみたい人にもピッタリです。
また、シリーズラインナップには4WDターボのハイパフォーマンスモデル「GRヤリス」もありますが、実はわずか232万円で購入可能な、ベーシックな「走り特化モデル」が存在するのです。一体どのようなクルマなのでしょうか。
6点ケージ×オーディオレス! 走りたいならコレで決まりだ!
ヤリスは2020年2月に登場。日本国内では「ヴィッツ」として展開されてきたエントリーコンパクトカーで、通算4代目の現行型ではグローバル車名のヤリスに統合されました。
また、ラインナップはベーシックな5ドアハッチバックのヤリスのみならず、5ドアコンパクトSUV「ヤリス クロス」、3ドアスポーツのGRヤリスがラインナップし、トヨタでもトップレベルの販売台数を記録しています。
いっぽう、ベーシックカーのポジションを担う反面、GRヤリスとともに国産車では大幅に減ってしまった6速MTをラインナップするなど、クルマを操る歓びを求める人にとっては貴重な選択肢になっています。
そんなヤリスですが、実は本気で走りを楽しみたい人に対して、主に「TRD」ブランドなどでトヨタ車のカスタムパーツを手掛けるトヨタカスタマイジング&ディベロップメント(TCD)は、「ヤリス カップカー」を販売しています。
ヤリス カップカーは、ヤリスの5ドアハッチバックモデルをベースにレース専用装備を架装した完成車両(コンプリートカー)です。
主に、ヴィッツの時代から開催されていたワンメイク(車種限定)レース「ヤリスカップ」での競技利用を目的としています。
ワンメイクレースは、レギュレーション(規定)が非常に厳しく設定され、改造禁止という「同じ車両・同じ条件」で行われるため、アマチュアであっても低コストかつ気軽に本格的なレースにデビューし、腕を磨くことが可能です。
基本的にはヤリスのベーシックグレードと共通していますが、レースに向けた専用装備の採用や、機能装備の削除などを行って軽量化とサーキット走行時の操縦性を高めています。
ヤリスカップカーのボディサイズは、全長3950mm×全幅1695mm×全高1465mm。車両重量は1030kgです。
エクステリアはヤリスからの大きな変更点はありませんが、ホイールは交換を前提とし、キャップ(カバー)レスのスチールホイール(いわゆる鉄チン)に変更。レースベース車らしい硬派な印象となっています。
インテリアは乗用のヤリスとは大きく異なります。まず、専用装備として、ロールケージ(6点式+サイドバー)と6点式シートベルトを採用。
さらに、レースに必要なく車重がかさむムダ装備となってしまうオーディオ、SRSサイド・カーテンエアバッグなどは省略。オーディオ取付部のカバーやオーディオ用のハーネス(配線)も除去しました。「快適性・色気ゼロ」の本気の“硬派”仕様といえます。
エアコンこそありますが、簡素なマニュアル式で、キー形状もスマートキーではなく、金属キーが格納されている通常のキーレスタイプです。
そして走行性能面では、さらにレース向けの専用装備が採用されています。
足回りは15mm低い専用ローダウンサスペンションを採用。ショックアブソーバーやスプリング、バウンドストッパー(バンプラバー)も専用開発品で、ショックアブソーバー本体は内部構造や使用オイル見直しを実施しています。
リアは減衰力調整式とし、走行コースの特性に合わせて足回りの動きを変更できます。
また、フロントアクスルは専用のハブボルト&スペーサーを備えて、レース走行時のセッティング変更や交換、修理に対応させ、本気の走りを十分サポートします。
パワーユニットには最大出力120馬力・最大トルク14.8kgf・mを発揮する1.5リッターの直列3気筒エンジンを搭載。
これは通常モデルと同一ですが、専用品としてエンジンオイルクーラーを搭載。また、レースのレギュレーションにより封印がなされており、内部パーツのモディファイが行えないようになっています。
そんなヤリス カップカーですが、2024年4月、改良モデルが発売。
法規対応のため、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が標準装備され、ロールゲージの形状を変更。さらに、CVT車の設定を廃止し、6速MT車のみに1本化されています。
新ヤリス カップカーの価格(消費税込)は231万9300円です。
※ ※ ※
サーキット走行に特化したモデルであり、乗り心地や快適性、静粛性といった点は考えられていませんが、競技専用部品を取り外すことで公道走行は可能です。
スポーツ走行に特化した、比較的安価なモデルであることを考慮すると、極めて貴重なエントリースポーツカーとも言えそうです。
外部リンク
- 【画像】超カッコイイ! これが232万円の「走りのヤリス」です! 画像で見る(52枚)
- 日産「新型マーチ」まもなく登場!? “丸目”ライトが超カッコイイ! 日本“復活”に期待大な「新型コンパクト」どうなるのか
- 180万円! トヨタが「“新”ライズ」発売! 全長4m以下の小型ボディに迫力顔がスゴい! 「最小SUV」6年目の進化とは?
- 全長3.3m! トヨタ「”軽自動車級”スポーツカー」がスゴイ! 斬新ツルツル顔&タンデム仕様のド迫力マシン「e-RACER」とは
- オーラが凄まじい! 3000万円のトヨタ「センチュリー・スポーツ!?」は誰もが二度見する“存在感”! めちゃスポーティな超豪華セダン「トムス センチュリー」とは!
この記事に関連するニュース
-
トヨタ新型「GRカローラ」発表に大反響! 「カッコいい!」「欲しい」の声が多数! オプションがいろいろスゴい! 進化したスポーツモデルに熱視線!
くるまのニュース / 2025年2月4日 18時10分
-
トヨタが「“新型”GRカローラ」を発表! 待望の「画期的スポーツ8速AT」にド迫力デザインが超カッコイイ! トルクモリモリ&走行性能もアップした「進化版モデル」3月に発売
くるまのニュース / 2025年2月4日 13時30分
-
新車150万円! イチバン安い「普通乗用車」どんなモデル? ほぼ軽並みの「国産ダントツ安価」でお手頃! でも装備は十分? めちゃ“リーズナブル”なトヨタ「ヤリスX」とは
くるまのニュース / 2025年1月28日 17時10分
-
【2025年】コンパクトカー人気ランキングTOP10! ユーザーが選ぶおすすめの車を紹介
MōTA / 2025年1月21日 15時30分
-
トヨタ「爆速ハッチバックスポーツ」カスタムカー公開! ド迫力の“ロー&ワイド”ボディד高性能化エンジン”搭載! トムスのレーシングDNAが詰まった「GRヤリス」とは
くるまのニュース / 2025年1月12日 17時10分
ランキング
-
1今年も大量廃棄「ご利益なんてない」売れ残った恵方巻きに疑問噴出、米不足も批判に拍車
週刊女性PRIME / 2025年2月5日 8時0分
-
2「五十肩」を最もスムーズに改善する方法…じっと安静はダメ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分
-
3「那智の滝」で滝つぼ凍る 和歌山の世界遺産、白く雪化粧
共同通信 / 2025年2月5日 10時26分
-
4函館のラブホテル社長が語る“ラブホ経営”の難しさ。「2日間部屋が使用できない」困った用途とは
日刊SPA! / 2025年2月3日 15時51分
-
5「あれ?今日、オレだけ?」内定式で知った衝撃の事実 採用難が生む異常事態
まいどなニュース / 2025年2月5日 7時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください