新車250万円切り! イチバン“安い”「国産ハイブリッドミニバン」どんなモデル? 国産車で「ダントツ安い!」が装備はこれで十分? お手頃価格のトヨタ「シエンタX」とは
くるまのニュース / 2024年12月26日 16時10分
新車で買える国産ミニバンのハイブリッドモデルは、どのようなクルマなのでしょうか。
■ハイブリッドミニバンの新車で最安
ハイブリッド車は燃費が良いだけでなく、税制面での優遇や静粛性の高さも魅力です。
そんなハイブリッド車のうち、新車で買える3列シートミニバンの最安車がトヨタ「シエンタ」です。
シエンタは2003年に登場後、取り回しのしやすい全長4m強のコンパクトボディに両側スライドドアと3列シートを備え、使い勝手のよさが支持されています。
現行型は3代目で、2022年8月に登場。歴代の優れた使い勝手はキープしつつ、モダンで親しみやすいデザインに一新したほか、TNGAプラットフォームによる基本性能の向上、先進運転支援「トヨタセーフティセンス」の機能熟成を図りました。
販売台数も非常に順調で、ミニバン単独車種としては常にトップ、コンパクトカーやSUVを含めた登録車総合でもトップ5に入る人気車となっています。
好調な販売を維持し、2022年度では登録車で5位のポジションにつけ、ミニバン単独車種ではトップを快走しています。
ラインナップは1.5リッター3気筒ガソリンと同エンジン+モーターのハイブリッドモデルを用意し、駆動方式は2WD(FF)とハイブリッドモデルのみ4WDを設定。
グレード展開はガソリン・ハイブリッドともにベーシックな「X」、中級グレードの「G」、装備充実の「Z」と3タイプを用意し、幅広いバリエーションを展開しています。
このうち、ハイブリッドのX・7人乗りモデルは車両本体価格(消費税込)243万円と、新車で購入できる3列シートミニバンのハイブリッド車として最安です。
燃費性能もWLTCモードで28.5km/Lをマークし、維持も非常にしやすい、魅力的なパッケージングを実現しました。
その一方で最廉価モデルということから、上級グレードと比較すると内外装を含めた各種装備は必要なものに絞られています。
エクステリアでは、まずヘッドライトがスタイリッシュなシグネチャーランプが装備されない一般的な2灯式タイプを装備。テールランプも同様でライン発光タイプではなくなります。グリル周囲の金属調加飾やアルミホイールなども省略されています。
ボディカラーも通常は9色が設定されるのに対し、「ブラック」「プラチナホワイトパールマイカ」「ベージュ」「アーバンカーキ」の4色のみに絞られ、オシャレな2トーンカラーの設定はありません。
さらに、両側スライドドアは助手席側のみ電動が標準で、運転席側は手動です。
インテリアでは、インパネやドアアームレストなどのファブリック巻きが省略されメーターも7インチの大型液晶ではなく、4.2インチの液晶とアナログ指針を組み合わせたものを装着。
後席サンシェードや運転席アームレストは非装着、スマートフォンとの接続が可能なディスプレイオーディオはなくオーディオレスになっているほか、インテリアカラーもブラック1色の用意です。
中級モデルGのハイブリッド・7人乗りモデルと比較すると30万円、上級モデルZの同モデルとは60万円の価格差がありますが、こうした装備の違いでリーズナブルに設定しています。
しかし、これ以外の装備では、トヨタセーフティセンスをはじめ、LEDヘッドランプやオートハイビーム、パーキングサポートブレーキ、前方の状況を予測するプロアクティブドライビングアシストなどは標準装備。
オートエアコンやスマートキーも備わっており、スライドドアも歩道側の助手席は電動が備わっており、日常使いで困ることは少なそうです。
オーディオレスについても、近年では社外品のディスプレイオーディオが10万円程度で購入できますし、乗り換えであれば今所有しているクルマのナビを移植してもいいかもしれません。
このシエンタXと同じ250万円ほどの価格帯でミニバンを探す場合、多くの車種ではガソリン車の最廉価グレードしか選択できないなか、新車のハイブリッドミニバンが欲しい人には非常に良い選択肢といえそうです。
なお、ハイブリッドの必要がない場合、X・7人乗りのガソリンモデルを選ぶと203万5200円で、こちらも国産新車の3列シートミニバンで最安です。
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