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1000馬力超えの「新型スーパーカー」登場へ! 爆速の「V8ツインターボ」をミッドに搭載! アストンマーティン史上最強モデル 新型「ヴァルハラ」は日本国内でも目撃可能!?

くるまのニュース / 2024年12月25日 20時25分

アストンマーティンは、現在開発中のスーパーカー 新型「ヴァルハラ」の詳細を発表しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

■1000馬力超えの「新型スーパーカー」登場へ!

 2024年12月11日、イギリスの自動車メーカーであるアストンマーティンは、現在開発中のスーパーカー新型「VALHALLA(ヴァルハラ)」の詳細を発表しました。
 
 新型ヴァルハラとは一体どのようなクルマなのでしょうか。

 新型ヴァルハラは、アストンマーティンにおいて初の量産ミッドエンジンスーパーカーであり、初のプラグインハイブリッド車でもあり、また初のEV専用モード走行ができる量産車だと言います。

 また、アストンマーティン史上最高のパフォーマンスを誇る4.0リッターツインターボ・フラットプレーンクランクV8エンジンを搭載する初のモデルでもあります。

 これに組み合わせるトランスミッションには、電気モーターとリア電子制御ディファレンシャル(E-デフ)を備えた、新しい8速デュアルクラッチトランスミッションを採用。

「スポーツ」「ピュアEV」「スポーツプラス」「レース」の4つのドライブモードが設けられ、それぞれパワートレインやサスペンションの硬さ、アクティブ・エアロ、ステアリング・キャリブレーションの設定を変更することで、異なる走行性能を体験することが可能です。

 たとえばピュアEVモードでは、フロント・アクスルに取りつけられたモーターのみで駆動し、航続距離は14km、最高速度は140km/hに制限されます。

 レースモードに切り替えると、通常時は格納されていたアクティブ・リアウイングが255mm持ち上げられ、同時にアクティブ・フロントウイングも作動して、600kgを超えるダウンフォースを発生。

 不要なダウンフォースを逃がす必要があると車両が判断した場合には、自動的にドラッグリダクションシステム(空気抵抗を低減させることで加速やコーナリング性能を向上させる機能)が作動します。

 レースモードでのブレーキング時には、アクティブ・リアウイングはエアブレーキとして機能し、アクティブ・フロントウイングと連携して圧力のバランスを調整することで、すぐれたブレーキング性能と安定性を確保。

 パワーユニットは、先述した4.0リッターツインターボ・フラットプレーンクランクV8エンジンにくわえて、フロント・アクスルに2基、8速デュアルクラッチトランスミッションに1基の、計3基の電気モーターを組み合わせた、ハイブリッドシステムを搭載。

 エンジンだけで828馬力、3つのモーターだけで251馬力を発揮し、システム全体では最高出力1079馬力・最大トルク1100Nmを実現。0-100km/h加速は2.5秒、最高速度は350km/hという驚異的なスペックを誇ります。

 ちなみに、先ほど触れた600kgを超えるダウンフォースは240km/hで達成され、350km/hの最高速度に達するまで維持される仕組みです。

 フロント・アクスルに搭載された電気モーターは、アクティブステーターとローターオイル冷却機能を備えたことで、温度を効果的に抑え、最も過酷な条件下でも最大限のパフォーマンスを一貫して維持できる仕様となっています。

 また、新型ヴァルハラに搭載されるエンジンはアストンマーティンの従来のV8エンジンと違い、ドライサンプ潤滑システムを採用。サーキット走行中に横方向の強い力が加わる状況でも、適切なオイル供給を確保する仕様です。

 この新型ヴァルハラは、999台の限定生産で、は全4色から選択可能。

 車両価格は1億200万円とされており、2025年下半期に最初の納車が開始されます。

※ ※ ※

 アストンマーティン史上初の要素をふんだんに盛り込んで開発中の、新型ヴァルハラ。

 4つのドライブモードを使い分けることで、それぞれ違ったドライブ体験ができるスーパーカーとなっています。

 日本国内でも購入が可能であり、すでに30台以上オーダーされているとの情報もあることから、2025年下半期以降は街中で見かける機会がやってくるかもしれません。

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