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凄い「クルマ達」初公開! トヨタがミッドシップ、ホンダがプレリュード!? マツダも700万円ロードスターを! 約26万人訪れたTAS25とは

くるまのニュース / 2025年1月14日 15時10分

2025年1月10日から12日にかけて千葉県幕張メッセで開催された「東京オートサロン」。今年はどのようなクルマが展示されたのでしょうか。

■今年も盛り上がった「東京オートサロン」(TAS) どんな感じだった?

 毎年1月に開催されるクルマの祭典「東京オートサロン」。

 今年2025年も1月10日から12日にかけて千葉県幕張メッセで開催されました。

 最近では自動車メーカーも様々なクルマを披露していますが、2025年はどのようなクルマが出てきたのでしょうか。

 東京オートサロンは、“カスタムカー文化の確立”を目指し、1983年に「東京エキサイティングカーショー」にスタート。

 1987年に名称を「東京オートサロン」と改め、今回が43回目の開催となりました。

 そんな2025年は3日間の会期を通じて参加人数は25万8406人となったようです。

 なお出展社は389社、出展車両は857台となり、まさに日本最大級のカーイベントと言えます。

 そんな東京オートサロン2025ですが、自動車メーカーはどのようなクルマを披露したのでしょうか。

 まず、毎年最初にカンファレンスを行うトヨタ(TOYOTA GAZOO Racing 以下、TGR)。

 2025年はトヨタの豊田章男会長(モリゾウ)とTGRの原点となる「ニュルブルクリンクでのクルマづくり」をメインテーマとした出展となりました。

 そのなかで注目されたのが、1月10日に公開された「GR YARIS(ニュル24h参戦車両)」、「GRヤリス M コンセプト」、「GRヤリス エアロパッケージ(プロトタイプ)」の3台。

 なかでも「GRヤリス M コンセプト」は、2024年に開発を宣言したばかりの2リッターエンジンを搭載し、レイアウトはミッドシップかつ4WDという驚くべきもの。

 しかも、スーパー耐久シリーズ2025への参戦を予定し、TGR曰く「7月のオートポリス、10月の岡山には参戦したい」と言うなど、気合が入っている1台。またオートサロンのトークショーでも「次期セリカ? MR-2?」といったキーワードが飛び出るなど、今後の市販モデルに繋がるかもしれない1台。

 またオートサロン最終日となる12日にはデモラン会場で「GRカローラ ラリーコンセプト」を世界初公開するなど、世界中のクルマ好きがワクワクする内容でした。

「GRヤリス M コンセプト」世界初公開!「GRヤリス M コンセプト」世界初公開!

 次に2番目のカンファレンスとなったマツダ。

 マツダは「ロードスター」のカスタムモデル「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R(以下ロードスター12R)」を初公開しました。

 2024年1月の「東京オートサロン2024」で「MAZDA SPIRIT RACING RSコンセプトが公開され、2024年10月開催のマツダ公式ファンミーティングで市販化をアナウンス。

 スペックは、2リッターガソリンに専用のカムシャフトやシリンダーヘッド、ピストン、エキゾーストマニホールドを採用し、トランスミッションは6速MTを組み合わせ、最高出力は200馬力を発揮。

 さらにエクステリア/インテリアも専用となっており、1台ずつ職人が作業で組み立てるスペシャルモデルです。

 12Rは限定200台の価格は700万円台を予定しており、2025年内の発売されるようです。

 また、より手軽な量販モデルもラインナップされるといい、これらは500万円台となるといいます。

 次にカンファレンスをしたのはホンダ。

 ホンダは、2023年10月の「ジャパンモビリティショー」で世界初公開した「プレリュード コンセプト」をベースにしたカスタム仕様を公開しました。

 展示されたプレリュードは、これまで公開されてきたホワイト・レッドのボディカラーとは異なるブラックを採用。

 また細部にスポーティーさに磨きをかけるエアロパーツを装着しています。

 このモデルについてホンダは「カーボンニュートラルの時代においても、また自動運転技術が普及していく過程においてもホンダに脈々と受け継がれる“操る喜び”を追求し続け、継承していくモデル」と説明しています。

 また「シビックタイプR」の新パッケージ「RACING BLACK Package」も公開されました。

 RACING BLACK Packageは、ホンダが長年培ってきたレーシングスピリットを表現する特別なインテリアパッケージで全体を黒で統一。

 ダッシュボードにブラックの上質なスエード表皮を採用するとともにブラックでコーディネートしたインテリアパーツを多く配置するなど、光の反射ノイズを徹底的に抑制しているのが特徴です。

 なお1月10日から発売されておりシビックタイプRの「RACING BLACK Package」の価格は599万8300円となります。

■スバルは8年ぶりに凄いクルマを公開! 日産、ダイハツ、スズキは何を披露した?

 またスバルもカンファレンスを行っており、STIコンプリートカー「S210(プロトタイプ)」を初公開しました。

 エクステリアは、スポーツサイドガーニッシュや、STIドライカーボンリヤスポイラーをはじめとするエアロパーツを装着。

 インテリアには、インテリアをブラック基調で運転に集中できる空間とするとともに、新開発のRECAROカーボンバックレストフロントシートを採用しています。

 パワートレインは「WRX S4」 のFA24直噴ターボエンジンをベースに吸気系統ではエアクリーナー、吸気ダクト、ターボ前ダクトを新開発。

 さらにECUを専用チューニングし最高出力300馬力を発揮。トランスミッションには「Sシリーズ」としては初となるスバルパフォーマンストランスミッションを採用します。

 なおS210は、500台限定で販売予定で2025年春頃に発表予定です。

 その他、スバルはBRZ向けアップデートサービス「SUBARU Sport Drive e-Tune」を発表した他、ブースでは1月9日に発表された BRZ特別仕様車「STI Sport PURPLE EDITION」なども展示されていました。

STIコンプリートカー「S210(プロトタイプ)」を初公開STIコンプリートカー「S210(プロトタイプ)」を初公開

 またカンファレンスは行っていないものの、日産は「R32 GT-R EVコンバージョン」をはじめ、「X-TRAIL unwind concept / X-TRAIL remastered concept」などを展示。

 R32 GT-R EVコンバージョンは、日産の有志エンジニアによって製作されたコンセプトモデル。

 2023年3月から製作され、公式SNSで随時その様子が発信されてきました。

※ ※ ※

 そのほか、ダイハツは「ミライース GRSPORT」を展示。スズキは一部改良を予定している「ソリオ/ソリオバンディット」を先行展示するなど各ブースは賑わいを見せていました。

 そんな東京オートサロンですが、2026年は1月9日〜11日の3日間、幕張メッセで開催します。

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