「6ドア」で6人乗り! 日産の斬新「高級SUVミニバン」に反響多数! 「好き」「人気出そう」 パカッと開く「デカいドア」×豪華インテリア採用! 奇抜すぎた「クラーザ」が凄かった!
くるまのニュース / 2025年1月17日 14時10分
日産がかつて公開した、6人乗りのSUVミニバン「クラーザ」について、SNSなどでは現在もなおさまざまなコメントが投稿されています。
■衝撃の「6ドアSUVミニバン」 さすがに市販化は難しいか
国内外の自動車ショーでは発売予定の新型車だけでなく、市販化は難しそうですが新時代に向けて最新技術を用いたり、非常に斬新なデザインや機構を持つコンセプトカーも登場します。
その代表例が、日産が2005年に初公開したSUVミニバンです。登場から20年を迎えてもなお、SNSなどでは多くのコメントが寄せられています。
衝撃的すぎる! 日産の「6人乗り6ドアSUV」
2005年1月9日から23日にかけて、米国デトロイト「北米自動車ショー(NAIAS・通称デトロイトショー)」が開催。日産では2台のコンセプトカーと7台の市販車を出展しました。
そのひとつが「クラーザ」です。伸びやかなデザインが特徴の大型3列シートSUVで、日産の高級ブランド「インフィニティ」のコンセプトカーとして登場しました。
公開当時、日産はクラーザついて、「乗る人全員に快適さ、心地良さ、ゆとりを等しく提供する、将来のSUVのデザインを提案するもの」と説明しています。
エクステリアは市販車の「FX」や「M45」、「ムラーノ」、「スカイライン」などとも類似する、当時の日産車に共通する縦長のヘッドライトや楕円形状のフロントグリル「ダブルアーチグリル」、ワイドに膨らんだフェンダーなどが採用されました。
フロントフェイスは実に市販車らしく、非常に現実味のあるデザインとなっています。
一方で、ボディサイドからリアにかけてはかなり斬新です。
フロントフェイスとは裏腹に、スクエアなイメージを持つAピラーや直線的なフロントガラスに、中央からリアにかけて上部に向かって膨らみをもたせた形状のルーフを組み合わせました。
このようにリアが高くなったことで、3列目の乗員の頭上スペースが広くなっていることを想像させています。
そしてリアはほぼ垂直につながっていますが、テールランプやリアバンパー周辺はフロントフェイスと同様に丸みを帯び、ボクシーなスタイリングと曲線美が組み合わされています。
インテリアは「自然素材と先進技術を組み合わせ、極めて贅沢なインテリア環境を創り出している」と説明。
エクステリア同様に、曲線と直線を組み合わせたインパネやドアトリムに、ステッチ入りの本革素材やウッドパネル、アルミ素材などを組み合わせ、豪華な雰囲気を演出しています。
シートバックの形状は着物をイメージしたもので、生地の層は十二単(じゅうにひとえ)のデザインがモチーフです。
さらにシートバックのインフィニティロゴは、家紋が備わる場所をイメージしているとされています。
また、1列目から3列目までアーチを描くように連続した形状のセンターコンソールによって、左右シートを隔てており、6つのすべてのシートが独立。
乗員はどこに座っても自分のリラックス空間を確保できるようになっています。
そんなクラーザの最大の特徴は、左右それぞれに3つのドアを設けた点です。
フロントのドアは通常のヒンジ式ですが、リアドアはクオーター部も開く観音開き構造とすることで抜群の開放感を実現しました。
これはクラーザの目指す「すべての乗員は平等に扱われるべき」という思想を体現したもので、通常は窮屈で使い勝手の悪い3列目も、前席同様の快適性をもたらしています。
パワートレインやボディサイズなどは一切不明で、デザイン以外の詳細情報は明らかになっていませんが、大人数が快適に乗れるミニバンと都会派SUVを見事に融合させた新時代の高級車を感じさせるものでした。
6ドアという構造上、さすがに市販化は無理があったようで、公開から現在に至るまでクラーザの直接的な市販モデルは登場しませんでしたが、インフィニティの最高級SUV「QX56」(先代)などとは強い共通性が感じられます。
現在、アウトドアレジャーの浸透などからSUVが人気を獲得している一方、3列シートが備わり、ミニバンのように扱えるモデルは少数派です。
6ドアの実現は難しいかもしれませんが、3列目の乗員もしっかりと座れるSUVミニバンは今求められる1台なのかもしれません。
そんなクラーザについて、SNSなどには「市販化できるよう改良して売れば日産独自の車として人気が出そう」「座り心地が気になる…」「日産のデザインは苦手だったんだけど、クラーザは好き」など、独特なデザインに対するコメントも多く見られました。
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