コロナ禍経験、4カ月の発達遅れ 5歳児、首都圏で京大調査
共同通信 / 2023年7月11日 0時3分
新型コロナウイルス禍を経験した5歳児は、経験していない子どもと比べ、コミュニケーション能力などに約4カ月の発達の遅れが見られたと、京都大などのチームが首都圏で実施した調査結果を10日、国際医学誌に発表した。社会性を身に付ける時期に両親以外の大人や他の子どもとの交流が制限されたことが影響した可能性がある。
一方、3歳児では明確な差は見られず、むしろ発達が進んでいる面もあった。チームの佐藤豪竜京大助教(社会疫学)は「大人との一対一の交流が重要な時期に、親が在宅勤務となったことが良い影響を与えた可能性がある」としている。
チームはコロナ禍前の2017~19年、首都圏の複数の保育所に通う1歳児と3歳児計887人を対象に、発達に関わる140前後の項目を調べ、発達年齢を算出した。3歳と5歳になった2年後の19~21年に追跡調査し、20年初めに国内で始まったコロナ禍を経験したグループとそうでないグループで比較した。
コロナ禍を経験した5歳児のグループは、平均約4.4カ月の遅れが見られた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【子ども】5歳になってもお漏らし&おねしょ続く なぜ? 受診した方がよい? 泌尿器科専門医が指摘する“病気”の可能性
オトナンサー / 2024年6月15日 6時10分
-
小学生「裸眼視力1.0未満」が過去最大 - 目の病気や異常に気づけるサインとは?
マイナビニュース / 2024年6月10日 11時42分
-
6月10日は「こどもの目の日」!「見えづらい」と言わない子どもたち 「子どもの仕草」で気づける「目の病気」、イラスト付きで紹介 小中学生の視力低下続く、1.0未満の割合 過去最大に
PR TIMES / 2024年6月7日 12時15分
-
子ども望む男女の「はしかワクチン接種」の重要性 免疫がない人の感染リスクは思った以上に高い
東洋経済オンライン / 2024年5月30日 7時50分
-
首都圏は圧倒的「転入超過」に...移動人口と買って住みたい街ランキングにどんな相関あるか/中山登志朗さん解説
J-CASTニュース / 2024年5月24日 12時10分
ランキング
-
1政府、水道水のPFAS全国調査 汚染の実態確認へ
共同通信 / 2024年6月22日 21時12分
-
2「平和の光の柱」上空に 沖縄慰霊の日前夜祭 遺族らが黙とう
毎日新聞 / 2024年6月22日 20時4分
-
3東・西日本、大雨警戒=中国と北陸が梅雨入り―気象庁
時事通信 / 2024年6月22日 18時22分
-
4電車運転中にスマホ確認 阪神、乗客の指摘で発覚
産経ニュース / 2024年6月22日 22時2分
-
5別人映像を容疑者と報道 テレビ北海道、高校生殺人
共同通信 / 2024年6月23日 8時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください