政府、ネット中傷迅速削除へ法案 サイト運営企業に義務付け
共同通信 / 2024年1月13日 17時43分
交流サイト(SNS)で他人を中傷する投稿の削除などを迅速、透明化する関連法の改正案の概要が13日、分かった。X(旧ツイッター)やインスタグラムなどを運営する巨大IT企業を念頭に、削除要請に応じたかどうかや、その理由を一定期間内に申請者に通知することを義務付ける。政府が今月召集の通常国会に法案を提出する。
削除の基準を示す指針の策定と公表や、削除申請の窓口を利用者に分かりやすい形で示すことも求める。プロバイダー責任制限法を改正する。
ネット上での中傷は、自殺につながる場合もある深刻な問題だ。総務省が運営を委託する「違法・有害情報相談センター」には、22年度に5745件もの相談があった。相談を受けたサービスはXやユーチューブなどが多くを占める。
運営企業側も担当者や人工知能(AI)による監視、削除などに取り組んでいるが、中傷投稿は止まらず苦慮している。ユーチューブでは、規定に違反するとして23年7~9月に削除した国内の動画は10万件以上に上る。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
コロナ解説きっかけ、SNS中傷5000件被害の医師「萎縮すれば正しい情報伝わらない」
読売新聞 / 2024年5月31日 13時2分
-
「もう黙っていられない」誹謗中傷で自死も考えた、元女性アナウンサー僧侶が語る“人間の心の闇”
週刊女性PRIME / 2024年5月25日 11時0分
-
社説:ネット中傷対策 改正法で匿名暴力防げ
京都新聞 / 2024年5月17日 16時0分
-
香港民主派テーマ曲の動画削除 ユーチューブ、司法判断受け
共同通信 / 2024年5月15日 12時13分
-
ネット中傷、運営側の対応義務化 SNS大手企業、改正法成立
共同通信 / 2024年5月10日 12時35分
ランキング
-
1「富士山を黒幕で隠す」日本のダメダメ観光対策 「オーバーツーリズム」に嘆く日本に欠けた視点
東洋経済オンライン / 2024年6月2日 8時0分
-
2サクラクレパスの「こまごまファイル」が“想定外”のヒット、なぜ?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月1日 8時10分
-
3秋田で半世紀親しまれる「うどん・そば自販機」、「断腸の思い」で50円値上げ
読売新聞 / 2024年6月1日 13時57分
-
4食卓に「オレンジショック」=果汁が品薄、価格高騰
時事通信 / 2024年6月1日 13時55分
-
5「みどりの窓口削減計画」はなぜ大失敗したのか…JR東が誤解した「5割がえきねっとを使わない」本当の理由
プレジデントオンライン / 2024年6月2日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください