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被災地の夜、追悼の光 「思い出すきっかけに」

共同通信 / 2024年3月11日 21時0分

「ともに」と描かれた電飾が光る中、海岸で打ち上げられる花火=11日午後7時2分、岩手県釜石市

 東日本大震災の被災地で11日、竹灯籠や花火、キャンドルを使った夜の行事が開かれた。

 児童74人、教職員10人が犠牲となった宮城県石巻市立大川小では、広場に円を描くように竹灯籠が並べられた。実行委員長佐藤和隆さん(57)は三男雄樹君=当時(12)=を亡くした。「13年たつと、被災者の心の中ですら、風化が始まってしまう。思い出すきっかけにしてほしい」と話す。

 岩手県釜石市の海岸では「夜空への献花」として花火が打ち上げられた。5歳の娘と訪れた釜石市の井筒千絵子さん(40)は、両親を亡くした。「特別な日」と話し、夜空を彩る花火を見上げていた。

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