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米議員に書簡、発言の撤回求める 広島県原水禁、不適切と批判

共同通信 / 2024年4月10日 17時20分

記者会見する広島県原水禁代表委員の秋葉忠利前広島市長=10日午後、広島市役所

 原水爆禁止広島県協議会(広島県原水禁)は10日、イスラエル軍が侵攻したパレスチナ自治区ガザに関し「長崎や広島のようであるべきだ。早く終わらせられる」と述べた米下院のウォルバーグ議員(共和党)に発言の撤回を要請する書簡を送った。書簡で「広島・長崎を戦争の早期終結の比喩として使うことは誠に不適切だ」と批判した。

 書簡は、被爆者は長い間放射線被害や精神的被害に苦しんできたと指摘し「原爆投下の結果起きた、非業の苦しみと悲惨さに対する無知と無神経さを残念に思う」と非難。ウォルバーグ氏に、広島、長崎を訪れ、被爆者と対話するよう求めた。

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