紅こうじ、原料から他の2物質 昨年6~8月製造ロット
共同通信 / 2024年4月20日 0時39分
小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」サプリメントを巡る健康被害の問題で、厚生労働省と国立医薬品食品衛生研究所(国衛研)は19日、製品原料のサンプル分析の現状を説明し、既に判明している青カビ由来の「プベルル酸」の他に未想定の物質を複数検出したと明らかにした。関係者によると、新たな検出は少なくとも2物質。厚労省と国衛研が特定を進める。
厚労省によると、健康被害の情報があるのは昨年6~8月に製造された原料ロットが中心で、理化学検査機器を使って物質を検出。質量分析やデータベース検索を実施するほか、化学構造を調べて物質特定を進め、紅こうじ菌がつくる物質か、カビ由来か、混入した可能性はあるのか、といった発生原因を検証する。腎臓への影響も調べる。
新たな物質に関し厚労省は「(健康被害の)原因となり得る」とする一方、検出された数は明らかにせず、物質名や性質もまだ分からないとした。最終的な原因物質の特定までには一定の時間が必要との認識を示した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
小林製薬 紅麹サプリ自主回収から1カ月 被害深刻も謎多い原因
産経ニュース / 2024年4月21日 17時6分
-
厚労省、紅麹原料サンプルから「プベルル酸」以外の複数化合物を検出 昨年6~8月製造分
産経ニュース / 2024年4月20日 11時56分
-
問題はプベルル酸が入っていた「量」だ...小林製薬はなぜ異物混入を見抜けなかった? 東大准教授がゼロから徹底解説
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月10日 8時30分
-
9月製品の原料で検出最多 プベルル酸、小林製薬
共同通信 / 2024年4月4日 21時50分
-
プベルル酸、昨年9月のロットから多く検出
共同通信 / 2024年4月4日 19時55分
ランキング
-
1那須2遺体、指示役が都内の暴行現場で見張りか…周辺の防犯カメラで確認
読売新聞 / 2024年5月2日 22時4分
-
218歳の男を殺人などの罪で起訴、実名を公表 浜名湖高校生殺害
日テレNEWS NNN / 2024年5月2日 20時17分
-
3腐敗した牛肉を「焼き肉のタレに漬け込めば臭いは消える」と食べさせ…大相撲・佐渡ヶ嶽部屋が元力士に訴えられた“ドケチいじめ”
文春オンライン / 2024年5月2日 17時0分
-
4「やっとスーパーに通える」 輪島・白米千枚田の国道が通行可能に
毎日新聞 / 2024年5月2日 18時29分
-
5日仏首脳会談 自衛隊と仏軍の訓練など「円滑化協定」交渉開始で合意
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月2日 23時37分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください