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アフリカ外で初の重症型 エムポックス、北欧スウェーデン

共同通信 / 2024年8月16日 5時27分

コンゴ東部でエムポックスの感染が疑われる子どもに対応する看護師=7月(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】スウェーデン保健当局は15日、ウイルス感染症エムポックス(サル痘)のより重篤な症状を引き起こす種類「クレード1」の感染を国内で確認したと明らかにした。アフリカ外でクレード1の感染が確認されたのは初めて。アフリカの流行地域に滞在中に感染したという。

 クレード1は2022年に欧米や日本を含む世界各地で流行した「クレード2」とは異なるタイプで、致死率がより高いとされる。

 世界保健機関(WHO)は14日、アフリカのコンゴ(旧ザイール)を中心にエムボックスが拡大していることを受け「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。

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