1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

アフガン駐留は「負の遺産」 米軍撤退完了3年、消えぬ批判

共同通信 / 2024年8月29日 17時11分

3年前にアフガニスタンで起きた自爆テロで負傷した米兵(左)と追悼行事に出席するトランプ氏=26日、ワシントン近郊のアーリントン国立墓地(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】アフガニスタン駐留米軍の撤退完了から30日で3年。イスラム主義組織タリバンの復権を許し、直前の自爆テロによる米兵13人の犠牲を防げなかったバイデン大統領への批判が消えない。共和党のトランプ前大統領は「最悪の屈辱だ」と厳しい責任追及を続ける。米史上最長の戦争を終結させたバイデン氏だが、「負の遺産」だとの見方も。

 今年3月、米議会で演説したバイデン氏に、傍聴席の男性が大声で叫んだ。「アビーゲート、アビーゲート!」。2021年8月26日に米兵13人とアフガン人約170人が死亡した自爆テロの現場、アフガン首都カブールにある空港出入り口の名称だ。男性は死亡した海兵隊員の父親だった。

 トランプ氏は事件から3年がたった8月26日にアーリントン国立墓地で米兵を慰霊。自身のソーシャルメディアで「米史上最も恥ずべき瞬間だった」と糾弾した。

 アフガン駐留終結の公約を貫いたバイデン氏を評価する声も。20年間で米兵約2400人が命を落とし、アフガンに米国がつぎ込んだ費用は約2兆ドル(約289兆円)に上った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください