PL学園野球部で1人活動 名門ユニホームつなぐ
共同通信 / 2024年9月3日 12時41分
高校野球の甲子園大会春夏連覇を誇る大阪府富田林市のPL学園高硬式野球部を1人の部員がつないでいる。暴力事件で2016年に休部となったが、昨年7年ぶりに2年生川村得さん(17)が活動を再開。公式戦には出場しないまま「いつかチームの復活を」と練習を積んできた。
1980年代に桑田真澄さん、清原和博さんを擁し黄金時代を築いた。甲子園では春夏7度優勝。一方、厳しい規律はあつれきを生んだ。2001、13年に下級生への暴力行為で対外試合禁止の処分を受け、17年に府高野連から脱退した。
川村さんは幼稚園から学園に入園。野球好きの父の影響もあり、野球部は「憧れだった」と振り返る。小学2年から軟式野球に打ち込んだ。昨年高校へ進学し硬式野球をしてみないかと教員に声をかけられ野球部を「復活」させた。
ただ学園母体である教団の問題から具体的な動きは見えず、川村さんの思いに変化も生まれつつある。野球部は硬式も軟式も同じユニホームで、軟式であれば連合チームで試合に出られる。学園は生徒数も減り、軟式も新入部員がおらず、この夏で活動を休止する。川村さんは軟式へ来春転部することも考えているという。
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