コメ作付面積5割で「白未熟粒」 23年産、供給不足の一因に
共同通信 / 2024年9月30日 19時12分
農林水産省は30日、米粒が白く濁る障害「白未熟粒」が2023年産は全国の作付面積の5割程度で発生したとみられるとの調査結果を発表した。夏の記録的な高温が影響し、22年産の2割程度から急上昇した。コメ供給不足の一因となった高温障害が広範囲に及んでいたことが分かった。
水稲が高温などの影響を受けると、でんぷんの蓄積が不十分となり米粒の一部が白く濁る。白未熟粒の発生率は、北日本が作付面積の5割程度、東日本も5割程度、西日本は4割程度だった。
白未熟粒は食味に影響ないとされるが、精米したときに砕けやすい。見た目の悪さから流通過程で取り除かれることもある。これがコメ不足の一因になった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
品質劣化の懸念がある一方で収量増のメリットも? 気候変動がコメに与える影響
ウェザーニュース / 2024年10月2日 5時10分
-
23年産米、作付面積の5割で白未熟粒
共同通信 / 2024年9月30日 18時45分
-
今年取れたコメの「1等米」比率が16年ぶりの低水準 カメムシ被害や高温障害で
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月27日 17時49分
-
1等米比率、前年より高め 新潟や秋田、高温対策が功奏す
共同通信 / 2024年9月20日 19時20分
-
「平成の米騒動とは異なる」令和を襲った米不足のワケ、9月以降は好転するのか
週刊女性PRIME / 2024年9月3日 8時0分
ランキング
-
1「相続時に揉めやすいことランキング」発表!「分配をめぐり」「遺言書がない……」経験者語る、相続がもめたワケ
Finasee / 2024年10月2日 16時0分
-
2バンダイの玩具、小さな人形外れ誤飲の恐れ…「ベビラボ アンパンマン なかよしコンサート」自主回収
読売新聞 / 2024年10月2日 17時23分
-
3「うまい棒」だけじゃなく… “値上げの波”駄菓子にも
日テレNEWS NNN / 2024年10月2日 19時12分
-
4日経平均終値843円安、下げ幅は一時1000円超に…中東情勢緊迫化でリスク回避の動き
読売新聞 / 2024年10月2日 15時17分
-
5手を皿のようにして口に運ぶ「手皿」は絶対NG…知らないと「行儀が悪い」と思われてしまう食事マナー
プレジデントオンライン / 2024年10月2日 17時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください