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ガザ停戦承認の国内手続きに遅れ イスラエル、17日に閣議か

共同通信 / 2025年1月17日 9時41分

ガザ停戦合意後も座り込みを続ける人質家族ら=15日、イスラエル中部テルアビブ(ゲッティ=共同)

 【エルサレム、ワシントン共同】イスラエルメディアは16日、パレスチナ自治区ガザの停戦合意を正式承認する国内の手続きが遅れていると報じた。治安閣議後に全閣僚を集めた閣議で最終承認する可能性があり、早くても17日、もしくは18日にずれ込むとの見通しもある。停戦合意は19日に履行開始予定。ブリンケン米国務長官は予定通りの履行に自信を示した。

 イスラエル軍は15日の停戦合意発表後もガザ攻撃を続行。16日には過去24時間でイスラム組織ハマスの軍事拠点など50カ所を攻撃したと発表した。ハマス系列メディアによると、合意発表後の死者は86人になった。

 共同通信がハマスから入手した合意文書によると、第1段階の6週間でハマスが解放する人質33人のうち、初日の19日は女性3人を解放するとしている。ガザへの人道支援物資搬入も拡大し、1日当たりトラック600台分が運ばれる予定。

 交渉を仲介するカタールの首都ドーハでは16日も停戦合意の詳細を詰める協議が続いた。

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