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大相撲、勝負審判が見誤るミス 熱海富士―琴桜で取り直し

共同通信 / 2025年1月17日 21時11分

琴桜(左)をきめ出しで破った熱海富士=両国国技館

 大相撲初場所6日目の17日、熱海富士―琴桜の一番で土俵下の勝負審判が見誤って勝負を止め、取り直しとなるミスが起きた。似たようなケースは2012年九州場所の日馬富士―豪栄道であり、この時は「やり直し」とされた。

 土俵際に詰まった琴桜の足が出たとして、朝日山審判(元関脇琴錦)が「勝負あり」との意思表示で右手を挙げた。熱海富士に軍配が上がったが、別の勝負審判の物言いで取り直しになった。

 朝日山審判は「とっさに手を挙げてしまった。微妙なら勝負の後に物言いを付けるべきだった。申し訳ない」と謝罪。八角理事長(元横綱北勝海)は「大事な相撲だから、ちゃんとやってほしい」と注文を付けた。

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