「禅の里」、福井県永平寺町での芸術、研究活動を支援。参加アーティスト募る。
共同通信PRワイヤー / 2024年6月10日 14時59分
![「禅の里」、福井県永平寺町での芸術、研究活動を支援。参加アーティスト募る。](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/kyodopr/kyodopr202406041721_0-small.jpg)
大槻氏の作品(撮影:砂田竜吾 写真提供:ZEN AIR EIHEIJI)
禅文化に着目した「アーティスト・イン・レジデンス」、2024年8月以降に開催。
ふくいArts Center and Residenceプロジェクト実行委員会(事務局:福井県交流文化部文化・スポーツ局文化課)は、「禅の里」として知られる福井県永平寺町内で「アーティスト・イン・レジデンス」(AIR)を実施するため、永平寺町に滞在し活動するアーティストら2組を2024年7月10日まで公募しています。「ZEN AIR」と題し、「禅文化」に着目したアーティストや研究者の活動を支援します。アーティストらの滞在・活動期間は2024年8月26日から11月28日までの間の最短60日、最長90日間です。
ZEN AIR ウェブサイト https://zen-air.org
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406041721-O8-MJhFnQx2】
禅文化に触れながら制作・リサーチ活動
永平寺町は、曹洞宗大本山永平寺を有する「禅の里」として知られています。このプロジェクトでは、アーティストらに対して、禅文化に触れながら、禅や地域についてリサーチし、地元住民と交流しながら制作・研究する機会を提供します。アーティストらには、それらの活動を通じて制作した作品や研究成果を発信してもらいます。町に息づく禅の精神・文化がアーティストらの目線で引き出されることにより、地域への愛着、芸術文化への関心を高めるとともに、人と人、人と文化など様々な「つながり」を生むことを目的とします。
永平寺町は⼤本⼭永平寺のほか、吉峰寺、松岡古墳群など多くの歴史⽂化資源が集積し、町の中央には県内最大の河川、九頭竜川が流れています。県内有数の酒処としても有名です。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406041721-O10-JH1M9m2a】
「ZEN AIR」は昨年度、初めて実施されました。応募のあった国内外の67組から、写真家の大槻唯我氏と、造形作家の中村厚子氏が選ばれました。2人は永平寺町に滞在し、それぞれの制作活動を行いながら、地元中学校でワークショップを行うなど、住民との交流も図りました。成果発表展は町内4会場で開き、11日間で約4500人が訪れました。
大槻氏は大本山永平寺や町内を歩きながら多くの時間を過ごし、写真を撮影。これまで堆積された膨大な時間を想像しながら、今なお存在する土地や建物、文化、風土などを写し取っていきました。
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