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【イベントレポート】 福井工業大学 13.5メートルのパラボラアンテナ完成お披露目式

共同通信PRワイヤー / 2024年6月4日 18時30分


 


福井工業大学が初めて宇宙と関わったのは、2000年に口径10mパラボラアンテナを作ったことに始まります。その後、⽂部科学省私立大学研究ブランディング事業に、このアンテナによる地上局の構築を目指す「ふくいPHOENIXプロジェクト」を申請し採用され、その後さらなるプロジェクトの展開を目指し、2020年に「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」を学内で立ち上げ、現在に至ります。


本日お披露目する口径13.5mのパラボラアンテナでは、月周回軌道衛星および地球周回衛星も高速で観測が可能となり、日本ではJAXA様を除くと民間大学では唯一となります。このパラボラアンテナの運用予定としては、来年打ち上げ予定のJAXA様開発の深宇宙探査技術実証機 DESTINY⁺を数年にわたって観測予定で、この運用には本学の学生が多数参加いたします。


これまで運用していた10mパラボラアンテナは、今後は電波望遠鏡に切り替える予定です。電波望遠鏡では、宇宙の起源につながるブラックホール、あるいは人類の起源につながる銀河の観測が可能です。


また、月探査の国際プロジェクト「アルテミス計画」が展開されていることを鑑み、福井工業大学の4学部全てで宇宙関連の研究を行う予定です。また「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」を発展させ、本学に「あわら宇宙センター」を設立。本学の衛星地上局を「地球周回軌道から月軌道までをカバーする衛星地上局」として再整備し、宇宙科学、宇宙産業に貢献する人材育成の拠点形成と地域貢献を行うことを目的とします。


福井工業大学は全学を上げて宇宙AIに挑戦する大学として展開し、世界の宇宙科学および宇宙産業における人材の拠点となることを目指し、宇宙に興味のある若者がこの地に多数訪れることを期待しています。


 


 


【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M106396/202406041747/_prw_OT3fl_COh2o5qr.png


当日は、福井県知事 杉本達治氏をはじめ、約150名のご来賓の方々にお越しいただきました。


 


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406041747-O6-609bfw37】 福井県知事 杉本達治様


福井工業大学さまは県内で工科系の総合大学としてAI、IOT、宇宙分野など、将来社会のカギを握るような分野の研究・人材育成にお⼒添えをいただいており、県内にも徐々に宇宙産業というものが根付きつつあります。

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