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【イベントレポート】 福井工業大学 13.5メートルのパラボラアンテナ完成お披露目式

共同通信PRワイヤー / 2024年6月4日 18時30分


 


 


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406041747-O9-ALxu54N7】 宇宙航空研究開発機構 理事 宇宙科学研究所所長 國中均様


JAXAはDESTINY⁺という小惑星探査機の開発を行っていて、遠い宇宙に打ち上げる場合は空の上でゆっくりと動くので、JAXAの大型アンテナで追跡しますが、 DESTINY⁺は遠い宇宙に出かけて行く前に、地球の周りをかなり高速で移動します。大型アンテナでは高速移動物体を追跡するのは難しいので、福井工業大学さまの13.5mのパラボラアンテナで俊敏に追跡していただく、ということを実現するべく


調整を行っています。また、福井工業大学さまが地上局、パラボラアンテナを取り上げられるのは、大変着眼点がよろしいなと考えています。衛星は打ち上げたらメンテナンスができず、10年程度しかもたないものです。地上局はしっかり整備をすれば、30年、40年程度維持・運用を続けることができるので投資効果の高い資材だと考えています。アンテナは電波天⽂を利用することもできますし、マイクロ波そのものです。さらに通信技術としてはデータ圧縮、ソフトウェア通信など新しい領域の研究開発のシンボルになると考えています。ぜひとも大型アンテナを整備していただいた福井工業大学さまと共同研究などを進めさせていただいて、そのような領域の技術開発および新しい技術者の排出することにご協⼒させていただけると有難いです。


 


【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M106396/202406041747/_prw_OT4fl_Ka5y0Yc3.png


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406041747-O10-4jEOh03a


当日は、日本人初の宇宙飛行士であり、現在は日本科学未来館名誉館長、また全国科学館連携協議会会長として科学館を通じ地域活性や人材育成に取り組まれている、毛利衛氏が登壇し、特別講演を開催いたしました。


「宇宙から学ぶ未来智」というテーマで、毛利さんのミッション映像などを交え、宇宙から見た地球、そこから見えてきた生命の「つながり」と私達が地球生命として生きる道に必要な「未来智」という考え方などを紹介いただきました。


 

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