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DJI、世界初のエベレストでのドローン納入試験を完了

共同通信PRワイヤー / 2024年6月6日 9時50分

DJI、世界初のエベレストでのドローン納入試験を完了

中国・深圳、2024年6月6日 /PRNewswire/ -- DJIは、ネパールのドローンサービス会社Airlift、映像制作会社8KRAW、ネパール公認山岳ガイドMingma Gyalje Sherpa(ミンマ・ギャルジェ・シェルパ)と協力し、エベレスト(コモランマ山)での世界初のデリバリードローンの試験飛行に成功しました。4月に完成したこの航空における歴史的なマイルストーンは、エベレストの極端な高度と環境条件でも15kgのペイロードを運ぶことができるDJI FlyCart 30の素晴らしい能力を浮き彫りにしています。テスト中、3本の酸素ボトルと1.5kgのその他の物資が、エベレストベースキャンプからキャンプ1(標高5,300~6,000m)まで空輸されました。帰りは、ゴミを運んで下山しました。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406061817-O1-KBvrlUwm


「4月末から私たちのチームは、エベレストでの清掃活動をより安全で効率的なものにするための画期的な取り組みに着手しました」とDJIのシニアコーポレート戦略ディレクター、Christina Zhang(クリスティーナ・チャン)氏は述べました。「私たちは、DJI FlyCart 30がその任務を果たすことができたことを嬉しく思っています。ドローンで機材、物資、廃棄物を安全に運搬する能力は、エベレスト登山のロジスティクスに革命をもたらし、ゴミの清掃活動を促進し、関係者全員の安全性を向上させる可能性を秘めています。」


航空界における歴史的快挙


初めてドローンがエベレストベースキャンプとキャンプ1間の機材とゴミの往復輸送に成功しました。これらのキャンプは、登山の最も危険なステージのひとつであるクンブ氷瀑によって隔てられています。理論的にはヘリコプターでも同じ行程を移動できますが、大きな危険とコストがかかるため、ほとんど使用されていません。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406061817-O2-k68GNNv2


デリバリーフライトを実施する前に、DJIのエンジニアは、-15°~5°Cの気温、最大15m/sの風速、6,000m ASLを超える高高度など、エベレストの極端な環境上の課題を考慮しました。その後、DJI FlyCart 30の無負荷ホバー試験、耐風試験、低温試験、ペイロードを徐々に重くしていく耐荷重試験など、厳密な試験が行われました。

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