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常圧・低濃度CO2からポリカーボネート・ポリウレタンの原料の合成に成功

共同通信PRワイヤー / 2024年6月10日 14時0分


今後の予定

今後は、反応条件や触媒、反応装置などを改良し、低コストで省エネルギーな製造方法の確立を目指します。2030年頃までの実用化に向けて、スケールアップの検討など、必要な技術課題の解決に取り組みます。


論文情報

掲載誌:ACS Omega

論文タイトル: Dialkyl Carbonate Synthesis Using Atmospheric Pressure of CO2

著者: Hiroki Koizumi, Haruki Nagae, Katsuhiko Takeuchi, Kazuhiro Matsumoto, Norihisa Fukaya, Yoshiaki Inoue, Satoshi Hamura, Takahiro Masuda, and Jun-Chol Choi

DOI:10.1021/acsomega.4c00284


用語解説

有機強塩基

分子内にR-X(=NR1)-NR2R3(X=C or P)で表される構造を有し、強い塩基性を示す有機化合物。


化学吸着

低濃度CO2を捕集するために、化学反応を利用する手法。主にCO2と反応するアミンなどが用いられる。他のCO2捕集法には、溶媒へ溶解させる物理吸収法、活性炭やゼオライトなどの固体の吸着剤を利用する物理吸着法、CO2と他の気体を選別できる膜を用いる膜分離法などがある。


テトラエトキシシラン

ケイ素原子(Si)にエトキシ基(C2H5O-、EtO-)が四つ結合した構造のケイ素化合物。オルトケイ酸テトラエチルとも呼ばれる。四塩化ケイ素または金属ケイ素とエタノールとの反応で工業的に製造されている。産総研は、NEDO「有機ケイ素機能性化学品製造プロセス技術開発」(2014~2021年度)の中で、砂などの安価で豊富に存在するケイ素資源から直接製造する技術開発を行っている。


尿素誘導体

尿素(CO(NH2)2)の水素原子のうち、少なくとも一つがアルキル基などで置換された化合物。


 

プレスリリースURL

https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2024/pr20240610_2/pr20240610_2.html


関連URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202406061845

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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