基礎体温測定により、約6割の女性アスリートが体調の変化に気づきやすくなったと回答!
共同通信PRワイヤー / 2024年6月18日 11時0分
7割以上がコンディショニングに対する意識が変化
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406112025-O1-sv4jV9lr】
オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:岡田 歩、以下オムロンヘルスケア)と株式会社エムティーアイ(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:前多 俊宏、以下エムティーアイ)は、女性のプロアスリートを対象に、3カ月間の基礎体温測定とアプリを活用した体調管理を行い、健康管理やコンディショニングに対する意識や行動の変化を調査しました。
本調査は、オムロンヘルスケアとエムティーアイが2023年10月より共同で実施している「基礎体温を活用した体調管理啓発プロジェクト*1」の一環です。
参加者は、調査開始前に女性の健康に関するセミナーを受講。その後、オムロン婦人体温計 MC-652LCで測定した毎日の基礎体温データを、エムティーアイの女性の健康情報サービス「ルナルナ」とスポーツチームをサポートするコンディショニングノート「Atleta(アトレータ)」に連携させ、日々の体調やパフォーマンス管理を行いました。
終了後に行った意識調査では、選手の約75%が、月経が試合や練習に影響を与えると感じていることがわかりました。また、約60%が基礎体温を測定することで、自身の体調変化に気づきやすくなったと回答しました。しかし体調変化に気づいた後にセルフケア対策を行った人は約25%にとどまりました。
また、選手とコーチが月経によるパフォーマンスの影響についてコミュニケーションをとっているかを聞いたところ、選手の約65%がとっていないと回答しました。その理由として「個人で解決する問題だから」「理解がなさそうだから」などの声がありました。また、指導者とコーチの約40%が、選手のパフォーマンスを発揮させるために、女性特有のコンディション(体調)管理に関わることは、困難であると回答し、その理由に「指導者・コーチとの間で、女性のカラダについて話せる雰囲気がない」などをあげています。選手・指導者共に、プライバシーの意識や過去からある聞いてはいけないという雰囲気などから、月経にまつわる体調管理に対してコミュニケーションをとることが難しいと感じていることがわかりました。
*1基礎体温の変化からわかる身体の状態にあわせた健康管理を実践することで、女性アスリートの競技パフォーマンス向上と将来にわたる健康維持、増進をサポートするための取り組み。
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