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合弁会社イノプレート、燃料電池用バイポーラプレートの量産化を本格始動

共同通信PRワイヤー / 2024年6月18日 10時30分

合弁会社イノプレート、燃料電池用バイポーラプレートの量産化を本格始動

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シェフラーとシンビオが共同で設立した合弁会社イノプレートは、固体高分子形(PEM)燃料電池市場に向け、次世代バイポーラプレートの生産を加速させることを目指す

バイポーラプレートの生産能力を、初期の年間400万枚から、2030年までに年間5,000万枚に拡大する計画

フランス・アグノーで実施したイノプレートの開所式に150人が参加


 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406182296-O3-klW0pL1j

写真   シェフラー(Daniel Karmann)


 

シェフラーとシンビオが折半出資して設立した合弁会社イノプレートは本日、フランス・アグノーに新設した燃料電池用バイポーラプレート(BPP)生産拠点の開所式を行いました。バイポーラプレートは、燃料電池技術において戦略上重要なコンポーネントです。イノプレートは、シェフラーとシンビオがそれぞれ持つ技術・産業面での強みを融合して誕生した強力な共同事業です。現時点でのバイポーラプレートの生産能力は年間400万枚ですが、2030年までに年間5,000万枚に増強する計画で、欧州での水素モビリティの普及拡大に大きく貢献します。


次世代バイポーラプレートの量産化

シェフラーとシンビオは、共同でイノプレートを設立することで、燃料電池用次世代金属製バイポーラプレートの量産化と、クリーン水素モビリティの普及を支援する取り組みを効果的に進めています。イノプレートは、固体高分子形(PEM)燃料電池市場向けに次世代バイポーラプレートの生産を加速化することを目指しており、それによってお客さまの燃料電池システムの性能、生産能力やコスト競争力を高めます。シェフラーは鉄鋼加工やコーティングなどの分野において卓越した知見と製造技術を、シンビオは燃料電池の設計・製造面において高度に統合されたノウハウをそれぞれ提供しています。イノプレートは2024年第1四半期に生産を開始しており、その製品はシンビオの燃料電池システムで既に使用されています。


シェフラーAGの最高経営責任者(CEO)を務めるクラウス・ローゼンフェルドは次のように述べています。「持続可能な未来のモビリティにおいては、水素が、特にヘビーデューティー分野で重要な役割を果たすとシェフラーは確信しています。シンビオとの合弁会社であるイノプレート工場で燃料電池用次世代バイポーラプレートの生産を開始することで、当社が持つ革新的な生産技術と業界でのノウハウが、よりクリーンで気候に優しいモビリティの実現に寄与すると同時に、仏独企業間の協力関係の強化につながることを誇りに思います」

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