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アジア太平洋地域初のインクルーシブ・シティ・バロメーターを発表

共同通信PRワイヤー / 2024年6月20日 11時30分


 


ニュージーランドの首都ウェリントンは、絵に描いたような緑豊かな環境で知られ、サステナビリティ戦略2020-24で示された環境管理へのコミットメントを反映し、優れた大気の質を誇っています。その温暖な気候は、住民の健康状態をさらに高めています。また、ウェリントンは低公害の維持にも優れており、環境保全への献身を強調しています。持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の目標の半分以上が達成されたか、もしくは順調に進んでいます。人口の健康、男女平等、クリーンな燃料や技術へのアクセス、緑地の保全などです。




「完璧な都市など存在しないことは、注目に値します。このバロメーターは、各都市が都市の包摂性アジェンダを追求する際に採用し、適応させることができる学習ポイントと行動を提供するものです」と、ブラウン博士は付け加えています。






インクルーシブ・シティへの不動産の貢献


不動産所有者、デベロッパー、投資家、居住者、アドバイザーは、建築環境のスチュワード(資産管理に関わる責任ある人)として、政府とともに都市空間を形成し、コミュニティや市民の生活に影響を与える重要な役割を担っています。インクルーシブ・シティ・バロメーターは、事業用不動産業界が社会的現状に挑戦することを促すものであり、個々の資産から都市全体のポートフォリオに至るまで、あらゆる意思決定の段階で社会的価値を統合し、高めるためのガイドラインを提供するものです。






クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドのアジア太平洋地域サステナビリティ&ESG責任者であるマシュー・クリフォード氏は、アジア太平洋地域の都市景観全体において、社会的包摂性を高めるために、デベロッパーや投資家にはまだ無数の機会が残されていると指摘しています。「中核となるオフィスの雇用拠点に目を向ければ、デベ ロッパーは、オフィス・スペースのエンドユーザーだけでなく、コミュ ニティやビルの近くに住む人々、毎日ビルの前を通り過ぎる人々の、より微妙で包括的なニーズに対応することができます。例えば、屋外の緑地を公共公園として保護したり、ビルのすぐ近くで場所づくりや体験を展開できるような緑地開発を行うこと。投資の観点からは、資産の社会的・経済的価値を開発することは、トータル・リターンにも影響します。」


 


不動産を所有する企業もまた、インクルーシブな都市の社会的基盤に貢献することができます。サプライチェーン内の地元企業を支援したり、地元市民を採用したりすることで、企業は地域社会における社会的価値と経済成長を促進することができます。また、医療施設や教育施設などのアメニティに近接し、交通の便が良く、アクセスしやすい立地を選択したり、オフィスの設計や内装にインクルーシブ・マインドを取り入れたりすることも可能です。これらは、従業員の職場体験と生活の質を向上させ、エンゲージメントと組織業績の向上につながります。

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