LDカーボンが、持続可能なカーボンブラックと熱分解油の生産を拡大するため、2,800万ドルの投資を調達しました
共同通信PRワイヤー / 2024年6月19日 13時53分
Woven Capitalが主導するシリーズCラウンドによって、廃タイヤをごみ埋立地に廃棄せず有効活用し、高性能な再生自動車部品の開発を支援することで、循環型経済の実現が推進されます
ソウル(韓国)、2024年6月19日 /PRNewswire/ -- 再生カーボンブラックの大手メーカーであるLDカーボンは、トヨタの成長投資ファンドであるWoven Capitalが主導し、メリッツ証券、Investwith、韓国IBK企業銀行、現代自動車グループのZER01NE、Elohim Partners、New Main Capitalも参加する2,800万ドルのシリーズC資金調達ラウンドの実施を完了しました。LDカーボンはこの投資を活用して、使用済みタイヤや廃車由来の素材をピロリシス技術と材料回収技術でリサイクルし、再生カーボンブラックと熱分解油の生産能力を拡大します。これらの製品は新しい自動車部品やタイヤの製造に活用されます。この投資は、LDカーボンの循環型経済の実現というミッションの推進と、グローバルな顧客への原材料コストと炭素排出の削減に貢献するものです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406192399-O1-498tE5Lr】
カーボンブラックの製造プロセスは非常に環境負荷が高く、年間2,500万トンものCO2を排出しています。加えて、全廃タイヤの28%が焼却されることで、さらに年間1,600万トンものCO2が排出されています。これらの排出量は、900万台の乗用車に相当する二酸化炭素排出量に匹敵します。LDカーボンの分解技術と材料回収プロセスは、特許取得済みの 再生カーボンブラック製造技術を活用することで、廃タイヤをほぼ100%回収可能にしています。これにより、環境配慮型の再生カーボンブラック(rCB)の供給と、熱分解油の開発が可能になります。
「LDカーボンは、自動車業界のサプライチェーン企業が直面している持続可能性への取り組みの中で、難しい化学的な課題に取り組んでいます」とWoven Capitalのプリンシパルであり、LDカーボンの取締役会に参加しているPrashant Bothra氏は述べています。「同社は大規模な生産設備の建設を進め、実績のある技術をスケールアップすることで、生産性を最大化し、高性能再生カーボンブラックの製造コストを削減しています。これにより、従来の原料に比べて大きな価値を提供できるようになります。規制やコーポレートの後押しがある中、強力な 営業におけるパイプラインと、アジアでの先発者優位性を持つ同社は、持続可能な未来を支える重要な役割を果たせるものと考えています。
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