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Kiteのイエスカルタ(R)、新たな臨床試験及びリアルワールドエビデンスが早期治療によるベネフィットを示す

共同通信PRワイヤー / 2024年6月27日 13時0分


神経毒性について

重度または生命を脅かす反応を含む神経毒性(ICANSを含む)が発現しています。神経毒性はイエスカルタの投与を受けた全NHL患者の78%(330/422)に発現し、うちグレード3以上は25%でした。ZUMA-1試験では、LBCL患者の87%(94/108)が神経毒性を発現し、うちグレード3以上は31%、ZUMA-7試験では、患者の74%(124/168)が発現し、うちグレード3以上は25%でした。ZUMA-1試験では、LBCL患者の発現までの時間の中央値は4日(範囲:1-43日)、継続期間の中央値は17日間でした。ZUMA-7試験では、LBCL患者の神経毒性発現までの時間の中央値は5日(範囲:1-133日)、継続期間の中央値は15日間でした。神経毒性はiNHL患者の77%(112/146)に発現し、うちグレード3以上は21%でした。発現までの時間の中央値は6日(範囲:1-79日)、継続期間の中央値は16日間でした。LBCL患者における全神経毒性の98%、およびiNHL患者における全神経毒性の99%は、イエスカルタ投与後8週間以内に発現しています。LBCL患者の罹患者の87%およびiNHL患者の罹患者の74%が、イエスカルタ投与後7日以内に神経毒性を発現しています。


患者全体に見られた神経毒性の症状(10%以上)は、脳症(50%)、頭痛(43%)、振戦(29%)、めまい(21%)、失語症(17%)、せん妄(15%)、不眠症(10%)でした。最長173日間の遷延性脳症が認められました。失語症、白質脳症、構音障害、嗜眠、けいれん発作を含む重篤な事象が発現しています。脳浮腫および脳症(遅発性脳症を含む)の生命に関わるまたは重度の症例が発現しています。


トシリズマブおよび/またはコルチコステロイドによる神経毒性の発現や重症度に対する影響について、ZUMA-1試験において、LBCL患者を対象とした2つの後続コホートで評価しました。グレード1の毒性発現時にコルチコステロイド投与を受けた患者の78%(32/41)が神経毒性を発現し、うちグレード3は20%(8/41)でした。グレード4または5の事象を発現した患者はいませんでした。神経毒性発現までの時間の中央値は6日(範囲:1-93日)、継続期間の中央値は8日間(範囲:1-144日間)でした。39名の患者のコホートに対し、イエスカルタ投与日から3日間、コルチコステロイドによる予防的治療が行われました。うち85%(33/39)の患者が神経毒性を発現し、グレード3は8%(3/39)、グレード4は5%(2/39)でした。神経毒性発現までの時間の中央値は6日(範囲:1-274日)、継続期間の中央値は12日間(範囲:1-107日間)でした。CRSおよび神経毒性のコントロールを目的としたコルチコステロイドの予防的投与により、神経毒性のグレードの上昇、または神経毒性の遷延化、CRSの発現の遅延および継続期間の短縮が起こる場合があります。

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