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【香港大学】 日本人教員も多彩な最高学府

共同通信PRワイヤー / 2024年6月28日 13時35分

そして香港の治安がいいことは多くの留学生を魅了するポイントと言えるでしょう。また政府が学生ビザの中に卒業後の2年間を猶予期間として付与しているので、留学生は香港に残りゆっくりと進路を決めることができます。


教学の中で重視していることは?

「双方向性(Interactivity)」ですね。一方的な授業ではなく、生徒同士にディスカッションをしてもらうことが多いです。私の教えるビジネスマーケティングには答えがありませんから、議論を通してさまざまな新しいことを学んでほしいと思います。私たちの仕事は自分の知識を押し付けるのではなく、学生に新しいことをどのように身につけていくかという姿勢を持ってもらうこと。日本の留学生も同校でたくさん学んでいます。これからの未来にもさまざまな変化はやってくるでしょう。どんな変化にも対応できる「視野の広さ(Open Mind)」と「自分を装備・準備する(Equip Yourself)」ことの重要性を若い皆さんにお伝えしたいです。


多彩な日本人教員も同校で教鞭を取る


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406282897-O3-QwDe4U5K


中山 いづみ博士

香港大学文学部現代言語・文化学院 日本研究学科 上級講師

アメリカ、フランス、中国などで学び、ハーバード大学で博士号を取得。

近現代日本史、労働運動史、STS、ジェンダー研究専攻。2008年に来港、香港大学で教え始め今年で勤続15年目。


日本研究学科ではどのようなことを教えていますか?

最近では近世から現代までカバーする「Sex, Gender and Technology in Japan」などを教えています。日本が明治以降一夫一婦制になった過程や、1999年に避妊ピルが諸外国に遅れる形で認可された経緯など多岐に渡る内容を取り扱っています。学生には暗記だけではなく、物語としての歴史とも捉え、批判的に言説分析する力も身につけてほしいですね。


教授にとって教える喜びとは?

学生たちが困惑しながらも考えている表情を見たり、卒業後社会人として授業が役立ったというお手紙をもらうと嬉しいですね。これからはAIとどう共存し、個人の分析力を高めるかが学生たちの課題だと思います。そのためにも想像力、文書力、課題発見力を育む授業を目標としています。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406282897-O4-K2y6Ce8j

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