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世界遺産地図への掲載が5年に、中国の良渚古城遺跡は独特の文明の魅力で輝く

共同通信PRワイヤー / 2024年7月9日 12時9分

世界遺産地図への掲載が5年に、中国の良渚古城遺跡は独特の文明の魅力で輝く

良渚古城遺跡公園の南城壁展示区

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407093338-O1-3p67iGuD


AsiaNet 0200254 (1128)


【杭州(中国)2024年7月8日新華社=共同通信JBN】7月6日、中国は二十四節気の小暑を迎え、猛烈な暑さが近付いていることを示しました。中国東部・浙江省の省都である杭州にとって、この日は5回目の「Hangzhou Liangzhu Day(杭州良渚の日)」とLiangzhu Archaeological Site(良渚古城遺跡)の世界遺産リスト登録5周年を記念する一連の活動の到来を告げる日でもあります。


Hangzhou Liangzhu Archaeological Administrative District Management Committee(杭州良渚遺跡管理区管理委員会)が主催するこれらの活動は、異文化間の対話や展示を含み、良渚文化を紹介し、良渚を世界に知らしめ、世界的に重要な文化遺産としての地位を確立することを目指しています。


「良渚」は「美しい水の洲」を意味します。良渚古城は、長江下流地域で新石器時代に都市文明を持っていた初期国家でした。


広大な遺跡内にある、河道、炭化米、翡翠の工芸品、墓地跡など多数の遺物は、複雑な水管理システム、成熟した稲作、統一された文化的信念、差別化された社会階級の証拠を提供しています。


これらの発見は、約5300年から4300年前にさかのぼる古代文明の物質文明と精神世界を明らかにし、中国の5000年を超える文明の独特な証拠の役割を果たします。


2019年7月6日、アゼルバイジャンの首都バクーで開催された第43回ユネスコ世界遺産委員会で、良渚古城遺跡の世界遺産リストへの登録が承認されました。遺跡は中国で55番目の世界遺産となり、世界遺産リストにおける東アジアの新石器時代の都市遺跡の空白を埋めました。


世界遺産として、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)に定期的に遺産評価報告書を提出することが義務付けられています。こうした報告書の重要な側面の1つは遺産の監視です。


杭州の先進的なデジタル技術の恩恵を受け、良渚古城遺跡はデジタル技術の活用を通じて、限られた人員で広大なエリア内の広範囲に及ぶ地点を監視するという課題に対処しました。


文化財の発掘、保護、研究および利用を担当する杭州良渚遺跡管理区管理委員会は、貴重な遺跡のインテリジェント管理システムを確立するために一連のデジタルアプリケーションを開発しました。

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