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世界遺産地図への掲載が5年に、中国の良渚古城遺跡は独特の文明の魅力で輝く

共同通信PRワイヤー / 2024年7月9日 12時9分


遺跡の監視・管理センターの監視ホールでは、係員がマウスをクリックするだけで遺跡内のさまざまな場所からリアルタイムの画像を即座に監視でき、文化遺物の効率的かつ適時の監視を実現します。


良渚古城遺跡の保存では、保護するだけでなく、遺跡に命を吹き込むことも重要です。


5G、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)などのテクノロジーの助けによって、人々は良渚の先祖たちの光景を目撃するだけでなく、5000年前に「時間をさかのぼり」、古代の住民と共に、狩猟、釣りなどの活動や儀式に参加することもできます。


一方、良渚文化の代表的な要素は、多種多様な文化創造製品に組み込まれています。


良渚の先祖に着想を得たブラインドボックス人形から、出土した翡翠の工芸品にインスピレーションを受けて作られたジュエリーアクセサリーに至るまで、良渚をテーマとする製品が観光客の間で人気を博しています。現在、良渚をテーマにした700を超す製品が開発され、豊かな良渚文化派生商品群を形成しています。


この遺跡の管理委員会関係者によると、「良渚古城遺跡はLiangzhu Museum(良渚博物院)と3つの遺跡公園から成る完全な展示システムを構築しています」。2019 年以来、この遺跡は900万人以上の訪問者を迎えており、その重要性と観光客の間での人気を示しています。


文化観光の開発を通じて国内で良渚文化を促進することに加えて、杭州はさまざまな手段によって良渚文化を世界的に促進し、中国文明の国際的影響力を高めることにも努めています。


2023年秋、杭州は第19回アジア競技大会を開催しました。良渚の文化的要素は、トーチ、マスコット、メダルのデザインから、会場の建設、アジア大会聖火の集火とリレー、および開閉会式に至るまで、大会のあらゆる側面に深く組み込まれていました。これらのクリエーティブな組み合わせは、ユニークな東洋のロマンを世界に披露しました。


2023年末、第1回Liangzhu Forum(良渚フォーラム)が杭州で開催されました。300人を超える国内外のゲストが良渚古城遺跡に集まり、中国文明に対する理解を新たにしました。


2020年、杭州市の立法機関は7月6日を「Hangzhou Liangzhu Day(杭州良渚の日)」と制定する法案を可決しました。


この特別な日を記念して、良渚古城遺跡はロンドンのストーンヘンジやアテネのアクロポリスなど、他の世界遺産と対話を行っており、今年はスペインの古都トレドと交流する予定です。これらの交流を通じて、イノベーションと遺産保存の未来を探求します。

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