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考古学者が、新石器時代のアラビア北西部の長期居住地に関する初の包括的な記述を発表

共同通信PRワイヤー / 2024年7月11日 9時51分

考古学者が、新石器時代のアラビア北西部の長期居住地に関する初の包括的な記述を発表

アルウラ王立委員会(RCU)が後援する国際チームがスタンディングストーンサークルと呼ばれるユニークな住居を分析しました

新石器時代に関する重要な研究によると、紀元前6世紀と5千年紀のこの地域の住民は、以前に考えられていたよりも定住していたことが示唆されています


サウジアラビア・アルウラ, 2024年7月11日 /PRNewswire/ -- サウジアラビア北西部のアルウラ郡で行われた画期的な考古学的研究は、新石器時代にこの地域で確認された長期住居の種類に関する初の包括的な記述と分析を発表しました。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407113472-O1-n26137q3


この研究は、紀元前6世紀から5千年紀にかけて、これまで考えられていたよりもこの地域の住民が定住型の生活をしていたことを示唆しています。  また、住民は家畜を飼い、宝石を作り、レバントからヨルダン東部と紅海に広がる文化的地平線に沿って交易を行っていました。


7月2日に査読付きレバント誌に掲載された報告書によると、シドニー大学の考古学者Jane McMahon氏が率いる研究では、直径4〜8メートルの円に2列の直立した石板が配置されたユニークなタイプの住居であるスタンディングストーンサークルとして知られる構造の考古学的調査の最新の結論と観察について説明されています。スラブは、住居の屋根を支えるために2列の間に挟まれた木材の柱(おそらくアカシア)の基礎として使用されたようであり、中央の別のスラブも中央の木材の支柱を支えていました。研究者は、さらなる研究が必要であることを強調しています。現場で発見された道具と動物の遺物は、屋根が動物の皮でできていた可能性があることを示唆しています。


チームは、アルウラ郡の玄武岩に覆われた火山台地であるハラットウワイリッドにある431のスタンディングストーンサークルを調査し、そのうち52の構造物を調査し、11の構造物を発掘しました。


Jane McMahon 氏は次のように述べています。「この研究では北西アラビア地方の初期の住民の生活の様子に関する仮定をテストしています。彼らは功利主義的な生活を送る遊牧民ではありませんでした。彼らは独特の建築と家、大量の家畜、そして予想外の並外れたレベルの多様性を持つ宝石と道具を持っていました。スタンディングストーンサークルの数とその規模から、それらは、以前に考えられていたよりもはるかに数が多かったようにも考えられています」

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