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基準光配信と光コムを用い、光源一つで大容量コヒーレント光通信に成功

共同通信PRワイヤー / 2024年7月24日 14時0分


今後の展望

 本技術は、S帯における通信用光源モジュールの商用化開発・実装を代替し得るもので、マルチバンド波長多重通信の商用化を加速すると期待されます。また、本実験は39コアファイバの1コアのみを通信に用いて実施したもので、ファイバの全コアを活用した場合は毎秒12ペタビット程度(毎秒336テラビット×38=毎秒12.7ペタビット。商用光通信装置7,500台分相当)の伝送容量が得られる見込みです。すなわち、本技術によって7,500台分の通信装置から通信用光源を削減することが可能と見込まれ、光通信システムのより一層の低コスト化が期待されます。


採択論文

国際会議: OFC 2024 最優秀ホットトピック論文(Postdeadline Paper)

論文名: Wideband S, C,+ L-Band Comb Regeneration in Large-Scale Few-Mode MCF Link with Single-Mode Seed Channel

著者名: B. J. Puttnam, D. Orsuti, R. S. Luis, M. S. Neves, M. van den Hout, G. Di Sciullo, G. Rademacher, J. Sakaguchi, C. Antonelli, C. Okonkwo, L. Palmieri, and H. Furukawa


関連する過去のNICTの報道発表

・2024年3月29日 「既存の光ファイバ伝送で、伝送容量と周波数帯域の世界記録を達成」

 https://www.nict.go.jp/press/2024/03/29-1.html

・2023年10月5日 「従来世界記録の2倍、伝送容量が毎秒22.9ペタビットの光ファイバ通信を可能に」

 https://www.nict.go.jp/press/2023/10/05-1.html


関連URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202407193865

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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