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明治の乳酸菌Lactobacillus paragasseri OLL2716株の継続摂取が腸内細菌叢の変化を緩和する可能性を示唆

共同通信PRワイヤー / 2024年7月24日 14時0分

①α多様性※7の指標の一つであるShannon指数については、OLL2716株を含むヨーグルト摂取前後の

 いずれにおいても群間で有意差は認められませんでした。

②β多様性※8の指標の一つであるBray-Curtis非類似度について、OLL2716株を含むヨーグルト摂取前は

 対照群とPPI群および対照群とアスピリン群で有意差が認められました。一方で、OLL2716株を含む

 ヨーグルト摂取後はそれら群間での有意差は認められませんでした(表1)。

③PPI群において、OLL2716株を含むヨーグルト摂取前に比べ、摂取後ではEnterobacteriaceae

 (腸内細菌科細菌)の相対存在量が有意に減少しました(図1)。


※7 α多様性:一つのサンプル内での細菌叢の多様性の程度を示します。

※8 β多様性:異なるサンプル間での細菌叢組成の類似の程度を示します。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407223919-O2-kLSnGrdJ

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407223919-O1-LM0p8nSq

【考察】

 異なるサンプル間での細菌叢組成の類似の程度を示すβ多様性の解析から、OLL2716株を含むヨーグルトの継続摂取により、PPIや、PPIとアスピリン服用による腸内細菌叢の変化が緩和された可能性が示唆されました。またEnterobacteriaceaeは薬剤耐性や腸管感染症との関連がしばしば報告されている細菌群であることから、OLL2716株を含むヨーグルト摂取はEnterobacteriaceaeの減少を介して、これら課題に貢献できる可能性が考えられます。

【結論】

 OLL2716株を含むヨーグルトの継続摂取はPPIや、PPIとアスピリン服用による腸内細菌叢の変化を緩和し、Enterobacteriaceaeの相対存在量を減少させることで、人々の健康に貢献できる可能性が示唆されました。


関連URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202407223919

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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