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電通コピーライターが長年培ってきた思考プロセスを学習した AI広告コピー生成ツール「AICO2」を開発

共同通信PRワイヤー / 2024年8月5日 11時15分


 「AICO2」に、キャッチコピーとして「伝えたいこと」や「商品名」「解決したい課題」などを入力すると、「伝えるべきこと」と「表現方法」が理由とともに表示されます。認知・共感を目的としたブランディング領域のキャッチコピーを高い品質で瞬時に生成できるだけではなく、より心を動かすコピーの生成が可能になります。


■「AICO2」が実際に生成したコピー例

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408014486-O4-5t361KJj


 また「AICO2」は、「AICO2」が作成したコピーを自動で採点し、一定の基準に達したもののみ出力する機能も実装しています。単に数多くのコピーを生成するだけではなく、質の高いコピー案から人間のコピーライターがさらに高い次元の発想作業に取りかかる手助けをしてくれます。


 国内電通グループでは、「AICO2」をクリエイティブ人財の良きパートナーとしてともに高め合う存在と位置づけ、顧客のブランディング領域における高品質な広告制作を支援していきます。


■参考資料 東京大学AIセンターとの共同評価実験※4

 国内電通グループは東京大学次世代知能科学研究センター(AIセンター)とともに、「AICO2」の性能評価を実施し、プロのコピーライターを対象に、コピーライティングという創造的タスクにおけるGPT-3.5 Turboモデル(Supervised Fine-Tuning)利用の有効性と「心を動かすコピー」の評価手法の確立までを検証しました。

 

【A】GPT-4モデルと、【B】コピーライターの思考によりFine-TuningしたGPT-3.5 Turboモデルの2種類を使用して、コピーライターがコピーを作成し、評価を実施。その結果、条件付きではありますが、Fine-Tuningされていない【A】を使用した場合、コピーライターのみでコピーを作成するよりもコピーの品質は低下し、【B】を使うと品質が向上する傾向が見られました。コピーライターの思考をAIに教え込むことでコピーの評価が左右される可能性が示されました。【グラフ1参照】


【グラフ1】「AICO2」の性能評価に関する実験結果

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408014486-O5-Gsyn58Yr】 

※1 OpenAI社が開発した言語モデル。

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