1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

LGイノテック、「次世代デジタルキーソリューション」で車載通信部品市場の攻略を加速

共同通信PRワイヤー / 2024年8月2日 10時29分


近距離無線通信に基づいて作動するため、LGイノテックの「次世代デジタルキーソリューション」は、現在商用化されているセルラーベースの遠距離通信に比べてセキュリティ性が大幅に向上している。遠距離通信ではカバレッジが広く、遠隔操作によるハッキングのリスクを排除することができないからだ。


特にこの製品には、LGイノテックが自社開発した無線通信ハッキング防止技術が採用されており、ユーザーが承認したスマートフォンに限りデジタルキーの機能が有効になる。そのため、コネクテッドカー(Connected Car)の最大の弱みとされてきたセキュリティ問題を解決することができる。


これらに加えて、LGイノテックの「次世代デジタルキーソリューション」は、グローバルなデジタルキー標準化団体である「カー・コネクティビティ・コンソーシアム(CCC、Car Connectivity Consortium)」の最新の標準に準拠している。国や地形、車種に関係なく使用可能で、スマートフォンとの互換性も高い。iOS、Android OSとも互換性があるように設計されており、ユーザーの利便性を高めている。


このほかにも、今回開発した「次世代デジタルキーソリューション」には、自社開発したレーダー(Radar)が装着されており、安全性と利便性の向上につながる付加機能を提供する。


車の「幼児置き去り検知(CPD、Child-Presence-Detection)」機能がその代表例だ。子どもの動きや微細な呼吸をレーダーが検知し、直ちに超広帯域信号を用いてスマートフォンにリアルタイムで通知する。


2022年には、アメリカだけで33人の子どもが車に置き去りにされ、熱中症で命を落としている。アメリカやヨーロッパでは、このような事故を防ぐために、2025年から車へのCPD機能の搭載が本格的に法制化される予定だ。


何よりもLGイノテックの「次世代デジタルキーソリューション」は、業界最小サイズを誇る。RF(Radio Frequency、無線周波数)素子やパワーブロック素子など、BLE・UWB無線通信に対応するための約60個の部品やモジュール、そして自社開発したソフトウェアまでが、名刺1枚よりも小さいソリューションにすべて含まれている。これにより、設計・デザインの自由度向上など、差別化された顧客価値を提供する。


 2027年量産目指す・・・「車載通信部品市場でリーダー企業の地位を固めたい」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください