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使用済みタイヤからの再生カーボンブラック生産/サムライカーボンズ株式会社

共同通信PRワイヤー / 2024年8月2日 17時0分


一方で、揮発分の存在もゴム物性低下要因となる。揮発分は熱をかけて飛ばすと減少する。


このように凝集体強度と揮発分の多寡は、揮発分を飛ばすために熱をかけると、一方で凝集体強度が増して、ゴム物性の悪化につながる大きく硬い凝集塊が増える関係にある。


※結果、Samurai Black20は二次処理、三次処理を行なう事で、ゴムへの補強性が改善されている。


 


■今後の展開


●年内をめどに、弊社の再生カーボンブラック(Samurai Black20)を各製造企業様と一緒に実証を行ない調整していきます。


さらに、第一弾として、再生カーボンブラックの物性を良くするため、特殊な技術を用いてrCBで問題となっている「チャー」や「バウンドラバー」と呼ばれる不純物を分解可能な技術改良を行なって行きます。


第二弾として、再生カーボンブラックの物性を改善される特殊な破砕方法で行なう予定です。これを行なうことで、再生カーボンブラックの物性も良くなり、設備投資の減額に繋がります。


以上のように、温室効果ガスの削減のため、世の中に再生カーボンブラックを普及する予定となります。


 


■担当者コメント


 


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408024560-O8-H7n4PoYx


サムライカーボンズ株式会社 事業本部長 「伊藤」の コメント


 


弊社サムライカーボンズ株式会社の第一工場として、茨城県下妻市に昨年7月29日に無事竣工式を迎え早や1年が経過いたしました。当初は全てにおいて日本初の試みと云う事で、国内には参考になる企業も無ければ人も知らない状況でした。しかしrCBを高品質に変える事でrCBを使用していただきたいと強い思いと信念を持ってこの1年間を過ごしてきました。この1年間と云えば「CB、rCB」に対して深い知見をお持ちの方々を技術顧問として弊社に迎えて、日々rCBの改良に努めて参りました。


現状「Samurai Black20」の使用についてはマスバランスを以って使用となりますが、今後も引き続きrCBの高品質化に努めて参ります。


是非、この機会に「Samurai Black20」に、ご興味がある企業様はお気軽にお問い合わせ宜しくお願いいたします。


 


■サムライカーボンズ株式会社について


サムライカーボンズ株式会社は独自技術で廃タイヤから高品質な再生カーボンブラック「rCB」を生産、販売しているリサイクルベンチャー企業です。

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