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PeproMene Bio、新しいキメラ抗原受容体(CAR)T細胞の強力な多機能性を実証する研究を発表

共同通信PRワイヤー / 2024年8月9日 9時46分

PeproMene Bio、新しいキメラ抗原受容体(CAR)T細胞の強力な多機能性を実証する研究を発表

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408094820-O1-CgcN825Y


多機能性がCAR T細胞療法による18か月以上の寛解状態と相関


アーバイン(カリフォルニア州)2024年8月9日 /PRNewswire/ -- PeproMene Bio社は、がんや免疫疾患の新たな治療法を開発する臨床段階のバイオテクノロジー企業です。同社は本日、City of Hopeが開発したBAFF-R CAR T(PMB-CT01)が、現在食品医薬品局が承認しているCAR T細胞療法で使用されているCD19 CAR T細胞よりも優れた多機能性を示したことを発表しました。これは、Blood Advancesに掲載された相関研究によるものです。


研究者らは単一細胞プラットフォームを用い、PMB-CT01 CAR T細胞が、CD 19 CAR T細胞よりも高い多機能性(同時に複数の機能を実行するT細胞の能力)を有していることを発見しました。PMB-CT01細胞はまた、免疫系を活性化させる刺激性サイトカインと、がん細胞を直接死滅させるエフェクターサイトカインをより多く産生しました。


研究者らは、City of Hopeが開発したアッセイを使用して、再発性マントル細胞リンパ腫を患う57歳の男性から採取したBAFF-R CAR T細胞生成物を検査しました。患者は、以前のCD19 CAR T細胞療法では寛解を達成していませんでした。PMB-CT01を使用したCity of Hopeによる第1相試験で1回の点滴を受け、副作用が最小限だったこの男性は、18か月以上にわたり完全寛解状態にあり、微小残存病変の感度の高い分子検査でもがんを検出できない状態を継続しています。


この研究では、CAR T細胞注入後の増殖の成功や患者の寛解の継続と相関する多機能性のロバストな指標が報告されました。研究者らは、このアッセイを使用して、試験に参加している他の5人の患者から得たCAR T細胞生成物を検査する予定です。いずれの患者も、PMB-CT01と同様の寛解を経験しています。


「市販のCD19 CAR T細胞療法を受けた後に、リンパ腫や白血病を再発する有意な数の患者に対するもう1つの治療の選択肢として、私たちはBAFFR-CAR T療法を開発しました。これまでの結果は、最小限の毒性で最大限の有効性を実現する理想的なものです」と語るのは、City of HopeのComprehensive Cancer Center統括責任者兼副所長、PeproMeneの科学部門創設者であり、同社のScientific Advisory Boardの有償委員長でもあるLarry W. Kwak医学博士。Kwak氏はPeproMeneの株式を保有しています。「患者の転帰を予測し、効果的なCAR T細胞療法の開発を加速させる可能性を持つ、CAR T細胞製品のための堅牢で信頼性の高い多機能アッセイを開発しました。」

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