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ロックフェラー財団によるグリーンパワーギャップ:アジアの 20 か国を含む 72 か国で 8,700 テラワット時のクリーン・エネルギーが必要

共同通信PRワイヤー / 2024年8月9日 11時59分


 


ギャップを埋める 4 つの道筋

豊富なエネルギーを実現するには、さまざまな技術を組み合わせる必要がありますが、その組み合わせは、それぞれの国の資源やニーズによって大きく異なります。各国の既存の電力システム資産と再生可能エネルギー資産の可用性によって、どのグリーンリープフロッグの機会が最も実現可能かが決まります。これを踏まえ、報告書では、現代のテクノロジーで実現できる豊富なクリーン・エネルギーへの 4 つの道筋を描いています。それぞれの道筋を次に示します:


 


段階的な送電系統のグリーン化:この道筋は、送電網と大規模集中型の化石燃料発電資産が整備されているインドのような国に適しています。

送電系統と再生可能エネルギーを混合した進化:この道筋は、送電系統と発電能力が限られているものの、人口密度が高いナイジェリアのような国に適しています。

脱集中型の太陽光発電の蓄電:この道筋は、優れた太陽光発電資源を有しているものの、送電系統が高度に発展しておらず、他の再生可能エネルギー資源へのアクセスが限られているブルキナファソなどの国に適しています。

脱集中型の再生可能エネルギー・ミックス:この道筋は、送電系統や発電資産は限られているものの、多様で高品質の再生可能エネルギー資源を利用できるコンゴ民主共和国などの国に適しています。


 


「グリーンパワーギャップ(Green Power Gap)を埋めることは、すべての国にとって利益となります」とロックフェラー財団の電力・気候チームのマネージング・ディレクターであり、この報告書の共著者でもあるJoseph Curtin博士はのべました。「また、これらの 72 か国は、すでに大規模に再生可能エネルギーを導入している国々よりも優れた再生可能エネルギー資源を有しています。したがって、多くの先進国がたどった道ではなく、よりクリーンで機敏かつ柔軟な電力システムに飛躍できるグリーン ウィンドウの機会が彼らにはあるのです。」


 


ロックフェラー財団は、今後の分析でこれらの経路をより詳細に調べることを目指しています。


 


ロックフェラー財団について

ロックフェラー財団は、個人、家族、およびコミュニティの繁栄を可能にする科学、技術、およびイノベーションの最前線において、協力上のパートナーシップを構築する先駆的な慈善団体です。同財団は、人類の幸福を推し進めるために大きな賭けをしています。現在、財団は食糧、健康、エネルギー、金融のシステムを変革することで、人類にとっての好機を後押しし、気候危機を逆転させることに尽力しています。詳細情報は、www.rockefellerfoundation.org/subscribeで同財団のニュースレター購読を申し込むか、X(@RockefellerFdn)や LI(@the-rockefeller-foundation)をフォローしてください。

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