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歴史的な日にサンディエゴ動物園でジャイアント・パンダが一般公開

共同通信PRワイヤー / 2024年8月13日 10時8分


ユンチュアンは5才のオスで、少し尖った長い鼻が特徴です。母親のジェンジェンは2007年にサンディエゴ動物園で生まれました。シンバオは4才のメスで、最大の特徴は大きくて丸い顔とふわふわした大きな耳です。


6月下旬に到着して以来、2頭は新しく生まれ変わったPanda Ridgeの新しい家に馴染んでいます。改装され、以前のパンダ居住地の4倍の広さに拡張されたPanda Ridgeは、中国の四川省、甘粛省、陝西省のジャイアント・パンダの生息地とその周辺の、息を呑むほど美しい緑豊かな風景からインスピレーションを得ています。


サンディエゴにやってくるジャイアント・パンダの重要性を記念するために式典で公開されたオリジナルの肖像画は、カリフォルニアを拠点とするアーティスト、Shepard Fairey氏によって制作されたものです。Fairey氏は、2008年にバラク・オバマ前大統領の「Hope」キャンペーンのポスターを制作したことでよく知られています。「Friendship Across the Earth(地球をまたがる友情)」と題されたこの肖像画には、サンディエゴ動物園で20年以上暮らした愛すべきパンダ、バイユンが描かれています。グラフィックな表現、地球儀、竹や花の模様とともに、「威厳」、「敬意」、「保護」という言葉が添えられています。バイユンが選ばれたのは、ジャイアント・パンダの保護に対する彼女の功績の重要性を称え、次世代への架け橋とするためです。


今年は、サンディエゴ動物園野生生物同盟と中国野生生物保護協会が保護についてパートナーシップを結んでから30年目に当たります。この協力体制のおかげで、ジャイアント・パンダの保護活動は大きく前進し、国際自然保護連合は2016年、ジャイアント・パンダの分類を絶滅危惧IB類からII類に引き下げました。この取り組みには、ジャイアント・パンダ用の調合乳など、新生児保護技術の開発が含まれています。これにより、保育施設で育てられた子パンダの生存率は、10%未満から90%以上という劇的な伸びを見せました。また、高度な生殖技術や、GPS技術を使用して仏坪国家自然保護区の野生のジャイアント・パンダを追跡するという中国の科学者主導の取り組みに対し、貴重な専門知識を提供することも含まれます。現在も続くこの協力体制は、特に脆弱で孤立した集団であるジャイアント・パンダの個体群の健康と回復力をさらに強化することを目指しています。

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