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電通グループ、CMO調査レポート2024を発表

共同通信PRワイヤー / 2024年9月2日 15時20分


 また、本調査をリードしたDentsu Creativeのグローバル・ブランド・プレジデント アビー・クラッセンは次のように述べています。

 「クライアントにヒアリングをし、私たちの調査で確認できたことは、クライアントがこれまで以上にクリエイティビティに価値を見出し、必要としているということです。しかし、それは新しい種類のクリエイティビティです。ビジネス主導のクリエイティビティであり、コミュニケーションからコマース、サステナビリティに至るまで、組織のあらゆる局面に影響を与えるクリエイティビティです。それと同時に、AIに対するクライアントの向き合い方が変化していることも分かりました。AIは人間の創造性を脅かすものではなく、クリエイティビティに人知を超えた力 ― パーソナライゼーション、リアルタイムの対応力、そしてレレバンシー(関連性)の速度と可能性を指数関数的に高める力 ― を与える手段なのです。」



 本調査が示すマーケターに求められる8つの重要課題は下記のとおりです。


1.オムニチャネル・クリエイティビティからオムニプレゼント・クリエイティビティへ

 変化の激しい世界では成長が難しく、CMOはコミュニケーションだけでなくビジネスのあらゆる面でクリエイティビティを必要としています。82%が、クリエイティビティがかつてないほど成長を引き出す可能性を秘めていると考えています。


2.シェア・オブ・ボイスからシェア・オブ・カルチャーへ

 メディア消費行動が大きく変化した世界では、ブランドは(単なる広告だけでなく)カルチャー、コンテンツ、エンターテインメントを通じて、新しい方法でリーチを拡大していくことになるでしょう。CMOの88%が、ブランドが生活者のカルチャーの一部になることがこれまで以上に重要だと考えています。


3.コントロールからコンダクト(指揮)へ

 今日のブランドが、生活者のネットワーク、パートナー、クリエイターのエコシステムを通じて構築されていることをCMOは認識しています。彼らの77%は、将来、マーケティングはブランド、クリエイター、プラットフォーム間のパートナーシップになるだろうと認めています。


4.シームレスな体験から唯一無二な体験へ

 製品の優位性が瞬く間に模倣される中、ブランドはつながりのある特徴的なブランド体験を通じて差別化を図ります。マーケターの75%が、コミュニケーションからコマースまで、あらゆるコンタクトポイントがブランドストーリーを伝えることができ、また伝えなければならないと認識しています。

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